阪神・門別啓人が9・6に先発浮上!次代のエースに〝優勝Xデー〟のマウンド託す

[ 2025年9月2日 05:00 ]

【DB保存用】<巨・神3> 初勝利した門別は、藤川監督(右)と記念撮影する (撮影・須田 麻祐子)

 阪神の門別啓人投手(21)が6日の広島戦(甲子園)に先発する可能性が1日、浮上した。優勝マジックを7としているチームの最短優勝は5日の同戦となっており、3連戦中にXデーが訪れる可能性は十分。期待の高卒3年目左腕が、90年巨人の9月8日を上回る、2リーグ制以降最速Vが懸かった重要なマウンドに立つことが現実味を帯びてきた。きょう2日からは中日との3連戦(バンテリンドーム)に臨む。

 歓喜の瞬間へカウントダウンは始まっている。チームは、前カードで2位・巨人との3連戦に2勝1敗で勝ち越し。11だった優勝マジックを一気に4つ減らして7とした。現時点での最短Vは、甲子園で行われる5日の広島戦。マジック対象チームの星取りに左右される部分もあるが、広島との3連戦中に“Xデー”が訪れる可能性は十分だ。
 5日は“広島キラー”の大竹の登板が濃厚。注目は、高橋の登録抹消で谷間となった6日の先発マウンドで、ここにきて急浮上してきたのが高卒3年目の門別だ。8月29日に1軍に合流した左腕は前日31日まで先発陣に交ざって調整したが、この日の先発陣の指名練習には姿を見せず。土曜日の登板を想定しているならこの日は登板2日後の“上がり”と考えられ、きょう2日からは6日の登板へ向けた調整を本格化させることが現実的と言える。

 仮にマジック1か2で6日を迎えて先発が実現すれば、門別にとってはこれ以上ない進化と成長を示す舞台。3年目の今季は開幕ローテーション入りを果たし4月6日の巨人戦(東京ドーム)ではプロ初勝利をマークも、その後は苦戦した。

 5月7日の巨人戦(同)では3回2/3を6失点で降板。藤川監督から「初回に本塁打を打たれて、その後、2ボールとか逃げていたので若いなというところは感じますね。ボールボール、ボールボール、と逃げているようには見えた」と苦言も呈された。先発登板は6月4日の日本ハム戦(エスコン)が最後。8月11日に出場選手登録を抹消され、再調整を続けてきた。

 ただ、指揮官の厳しい言葉も、優勝へ突き進むシーズン終盤に1軍に再合流させたのも、全ては期待の裏返し。次代のエース候補に優勝の懸かったマウンドを託す可能性が出てきたと言える。

 90年巨人の9月8日を超える2リーグ制以降最速Vを狙うチームは、きょう2日からバンテリンドームで中日との3連戦に臨む。敵地で確実にマジックを減らし、甲子園で門別が向かう先発マウンドはどんな景色が広がっているか。“Vウイーク”がいよいよ幕を開ける。

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