【甲子園】京都国際・西村一毅は進学でさらなる成長期す「足りないところを埋めて、将来はプロに」

[ 2025年8月19日 10:58 ]

第107回全国高校野球選手権第13日 準々決勝   京都国際―山梨学院 ( 2025年8月19日    甲子園 )

京都国際の先発・西村(撮影・五島 佑一郎)
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 京都国際(京都)が山梨学院(山梨)に敗れ、史上7校目の夏連覇はならなかった。大黒柱としてチームを支えてきたエースの西村一毅(3年)は進路について「進学」を明言した。

 戦いを終えた左腕は涙もなく、しっかりと前を向いた。「進学して足りないところを埋めて、将来はプロに挑戦します」。高校野球は完全燃焼した。次なるステージでさらに実力を磨く。なお「4番・三塁」で出場した清水詩太(3年)は「どんな形でもプロに行きたい」をプロ志望届を出すことを明言した。

 強打の相手打線を封じることはできなかった。1―0の2回、先頭の4番・横山悠(3年)に左翼ポール際への同点弾を許すと、5番打者から3連打を浴びて、無死満塁のピンチ。味方失策で勝ち越し点を与え、さらに犠打、適時打で計5点を失った。1―5の5回には1死から連続四死球、安打で満塁のピンチを招き、菰田に走者一掃の3点三塁打。6回10安打9失点。相手打線の圧の前に、本来の実力を示すことができなかった。

 2年時の昨夏甲子園大会で4試合に登板し、2完封。計24イニングを投げ、自責0で優勝投手となった。連覇を狙う今年、初戦では大会史上初となる「昨年の甲子園大会春夏優勝校」対決に先発。健大高崎(群馬)の強力打線を相手に、3失点完投勝利を収めた。

 3回戦の尽誠学園戦(香川)では6回から2番手として登板し、4回2安打無失点。再逆転した8回の3死目から4者連続三振で試合を締めるなど、チームの勝利に貢献し続けてきた。

 直球の最速は146キロ。“宝刀”チェンジアップで三振を量産するなど、素材、完成度ともに申し分のない逸材は、卒業後は大学へと進学する。体をつくり、実力をさらに磨き、たゆまぬ努力で4年後を迎える。


 ◇西村 一毅(にしむら・いっき)2007年(平19)7月7日生まれ、滋賀県甲賀市出身の18歳。小2から水口少年野球団で野球を始め、中学では近江ボーイズに所属。京都国際では1年秋から背番号11でベンチ入り。2年夏の甲子園優勝に貢献し、2年秋から背番号1。50メートル走6秒5、遠投100メートル。1メートル77、70キロ。左投げ左打ち。

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