大谷翔平 2戦連発も終盤は…ロバーツ監督 2つのプレーに苦言「良い野球選手とは言えなかった」

[ 2025年8月12日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース4―5ブルージェイズ ( 2025年8月10日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ブルージェイズ>初回、ドジャース・大谷は右越えソロを放ち、ベンチで祝福を受ける(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)は10日(日本時間11日)、本拠地でのブルージェイズ戦に「1番・DH」で出場。0―1の初回、2試合連発となる41号ソロを放ち、リーグトップのフィリーズ・シュワバーに並んだ。今季11本目の先頭弾となり、そのシュワバーが昨年つくったシーズン最多記録と同じ15本ペース。2安打1打点で今季最長タイ9試合連続安打も、逆転負けにつながった終盤の2つのプレーにデーブ・ロバーツ監督(53)が苦言を呈した。

 日曜日のドジャースタジアムは、初回に先制され少し元気がなかった。空気を変えたのは大谷だ。初回、カウント1―2から左腕ラウアーの決め球を粉砕。低めのカットボールに体勢を崩されながらも、最後は右手一本で振り抜いた。打球速度106・3マイル(約171・1キロ)の低弾道で右翼席へ同点41号ソロ。2死からフリーマンの14号ソロで勝ち越しに成功し、本拠はお祭り騒ぎになった。

 3年連続で現役最多の4度目となった前日の40号に続く2戦連発。シーズン56発ペースに乗せた。先頭弾は今季11本目で15本ペース。リーグトップの41本塁打で並んだフィリーズのシュワバーが、昨年つくったシーズン先頭弾の大リーグ記録に並ぶペースとなった。前日に「最近はだいぶ進歩しているかな。これを継続したい」と話した通り今季最多タイの9試合連続安打。8月は全9試合で安打を放ち、月間打率・547と好調は続く。

 2度の申告敬遠など4出塁で1得点。だが、終盤は精彩を欠いた。一塁走者だった3―2の6回1死一塁では17盗塁目となる二盗を決めたが、2死一、二塁から4番・フリーマンの打席で三盗に失敗。デーブ・ロバーツ監督は「彼の判断だったが、良い野球選手とはいえなかった」と手厳しかった。さらに4―5の9回1死満塁では、救援左腕フルーハティに対しフルカウントから低めのスイーパーに空振り三振。指揮官は「三振するという結果は全く予想していなかった。あの投手は速球派ではない。センター方向を意識してスイングするべき。低めの球を追いかけてしまい、それは絶対に避けなければならないプレーだ」と切り捨てた。

 結局、10安打13四球も今季ワーストの16残塁で逆転負け。連勝が止まり2位パドレスに再び2ゲーム差に迫られた。2桁安打&四球での敗戦は延長戦を除けば、82年5月11日のフィリーズ戦の13安打10四球での敗戦以来球団43年ぶり。試合後、普段なら慌ただしく帰宅する大谷も、この日は珍しくクラブハウスの椅子に座ったまま、しばらく視線を落としていた。

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