三菱重工East・矢野幸耶主将が決勝三塁打 「7割&腹圧」を意識「いい結果になって良かった」

[ 2025年8月9日 14:05 ]

第66回JABA北海道大会   三菱重工East6―5信越硬式野球クラブ ( 2025年8月9日    モエレ沼公園野球場 )

決勝打を放った三菱重工Eastの矢野主将
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 三菱重工Eastが矢野幸耶主将(31)の決勝打で競り勝った。「1番・遊撃」でフル出場し、4―4の7回に中堅へ勝ち越しの適時三塁打。チームは2勝1敗でJABA北海道大会を終えた。

 「来た球に対して自分のスイングすることを心かげていました。低いライナーで打つことが自分にとってのベストスイング。いい結果になって良かったです」

 カウント3―1からの5球目だった。2点差を追いつかれた直後の7回1死二塁。やや内寄りの直球を捉えると、低く鋭いライナーが右中間を破った。決勝の適時三塁打。続く八戸勝登の右前打で6点目の生還を果たし、一気に突き放した。

 JABA北海道大会の3試合は全試合で安打を放ち、13打数7安打、打率・538、3打点。結果を残した要因は7月下旬から取り組む「7割&腹圧」にある。年々、打撃技術が向上していく中、凡打となる時は「力んでしまって打てる球もこねてしまう」ケースが散見された。スイングの際、腹圧を高めることはかねて意識してきたが、試行錯誤の過程でたどり着いた結論は「7割の力でスイングすればバットも走るし、イメージ通りのスイングができる」。7月下旬に開催された侍ジャパン社会人代表の選考合宿から「7割&腹圧」を意識したスイングを本格的に取り入れた。

 プライベートでは6月26日に三男が誕生した。「子供たちは僕の野球の状態にかかわらず、変わらず接してくれる。妻の存在もそうですが、家族に助けられています」と父親としての顔ものぞかせる。

 2連覇を狙う今夏の都市対抗。北海道大会は予選リーグで戦いを終えたが、矢野は優勝した昨年の都市対抗終了後からの日々に自信を持つ。「チームにまだ波はありますが、ピークを本大会に持って来ることは1年間、言い続けてきました。みんなもそれを分かっているので、意地でも持って来ると思います」。都市対抗開幕戦(午後6時30分開始)の8月28日まで残り2週間強。史上6チーム目の偉業となる大会連覇へ、NTT西日本との強豪対決に挑む。 

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