【甲子園】済美・鎰谷 県大会無安打も新打法で2安打「甲子園は最高の場所でした」

[ 2025年8月9日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権第4日・1回戦   済美3―5東洋大姫路 ( 2025年8月8日    甲子園 )

<東洋大姫路・済美>2回、済美・鎰谷は勝ち越しの適時内野安打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 【不滅のSummer Story】今夏初安打が聖地だった。済美の1番・鎰谷典太朗(かぎたに・てんたろう=3年)は、敗戦にも充実感でいっぱいだった。

 愛媛大会5試合では2打点、3犠打2四死球で2盗塁も19打数無安打だった。初回先頭。1ボールからの直球をコンパクトに捉えて右翼線二塁打を放つと、ベンチは大盛り上がり。1点を先制された直後の2回は、同点としさらに2死一、三塁で、内角速球を「ファウルにしようと思った」という当たりは三塁前へのバントのような打球となった。一時は勝ち越しとなる内野安打。2安打1打点をマークした。

 「みんなが“絶対に次は打てるから”と気持ちを落とさないようカバーしてくれた」

 復調への契機となったのは愛媛大会後に取り組んだノーステップ打法。「目線がずれて真っすぐに詰まる。最初からタイミングを取ろう」と取り組み復調につなげた。「1番から動かす気持ちは全くなかった」という田坂僚馬監督のマンツーマン指導も実を結んだ。「甲子園は最高の場所でした」。胸を張って聖地を後にした。(石塚 徹)

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