巨人・若林が起死回生サヨナラ打 「運」を拾ってチーム救い2位再浮上

[ 2025年8月4日 05:28 ]

セ・リーグ   巨人4―3DeNA ( 2025年8月3日    東京D )

<巨・D>9回、サヨナラの適時二塁打を放ち祝福される若林(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 「運」をたぐり寄せた巨人・若林の一打で貴重な一勝を拾った。打球が前進守備の中堅の頭上を越える。開幕戦以来のサヨナラ打。負傷離脱から復帰したばかりの27歳は「回ってきた瞬間にここで決めないとダメだと。集中してアドレナリン出していきました。嫌な流れの中で、試合を決められる一打を打てたことが本当…興奮しました」と感慨に浸った。

 3―3の9回2死二塁。9回の左翼守備から出場し、伊勢の147キロ直球を捉えた。直前にマルティネスが宮崎に同点ソロを許した空気を払拭する適時二塁打。西武からトレード移籍した昨季は、同一シーズンで史上初の両リーグでのサヨナラ打。通算4度目の劇打で試合を決めた。

 お立ち台ではインタビュアーを務めた少年から「プロ野球選手になるためには」と問われた。「運だと思います。しっかり練習してあとは運を拾う。ゴミを拾うとか」と答えて沸かせた。「それが当たり前だと教わってきた」と中学時代からの習慣。この日の練習中にも「ライトに落ちていたので」と拾って、勝ち運を引き寄せた。

 ファーム調整中、打撃のヒントも拾った。6月中旬に左大腿二頭筋筋損傷で離脱。7月29日に昇格するまで「(岡本)和真さんもいたのでいい勉強ができると。引き出しをつくることを大事にした」。同じく負傷離脱していた主砲を観察し、質問。約1カ月半の勉強を経て、復帰3戦目でチームを救う一打を放った。

 今季6度目のサヨナラ勝ちで同一カード3連敗を阻止。2位に再浮上した阿部監督は両手を突き上げて喜び「(チームの)全員が助けられました」と感謝した。「最後まで戦力になりたい」と若林。実力に加え「運」も拾う男は頼もしい。(青森 正宣)

続きを表示

「巨人」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年8月4日のニュース