DeNA・牧が口火弾 球団9年ぶり21安打 初回16号3ラン「これがいいきっかけになれば」

[ 2025年8月1日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA14―1ヤクルト ( 2025年7月31日    横浜 )

<D・ヤ>初回、3ランを放つ牧(撮影・島崎忠彦)
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 残り三塁打が出ればサイクル安打。DeNAベンチで三浦監督から「どうする?」と聞かれた牧は「いいっす。三塁打ですし」と平然と答え、8回の守備からベンチに退いた。今季最多タイの1試合4発を含む球団9年ぶりの21安打に、今季最多の14得点と打線が大爆発。4番打者、そして主将として、その火付け役になれただけで大満足だった。

 「チャンスで打てず貢献できていなかった。4番に座っていて本当にふがいない日々を過ごしていたんで…。これがいいきっかけになれば」

 長いトンネルを抜けた。苦しむ主砲の打球が、まだ明るさの残る横浜の夏空に舞い上がったのは初回だった。1死二、三塁で左翼へ先制の16号3ラン。後半戦初アーチで、本塁打と打点は11日の巨人戦以来13試合、52打席ぶりだった。一気に憂さを晴らすかのように、2回の右中間二塁打など今季5度目の猛打賞をマークした。

 本拠地開催だった24日の球宴第2戦。本塁打競争で初優勝も、その後の後半戦は4試合で15打数2安打とバットは湿ったままだった。ボール球を振りにいく場面が目立ったが、懸命に微調整を続け「昨日(30日)ぐらいからいい当たりが増えている。気持ちの面でもリセットしながら臨めている」。手応えはすぐに結果となって表れ、佐野の球団通算8500号を含む2年ぶりの2発など打線を活性化させた。

 低調だった打線の大爆発で連敗を4で止めた三浦監督は「久しぶりですね。たまったものが全部噴き出したような試合だった。4番ですから、ウチの。火を付けてくれた」と牧の先制弾を称えた。7月のラストを大勝で飾り、主将は「最後にこういう試合ができたのは間違いなくプラス。これぐらいヒットを打てるし、点も取れる。ベイスターズの良さ。こういう野球をやっていければ」と宣言した。今日から8月。真夏の猛打でまだまだセ・リーグをかき回す。(鈴木 勝巳)

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