日本ハム清宮幸太郎 V3ランで吉兆首位ターン 「単独」はパ制覇09年以来 貯金20は日本一16年以来

[ 2025年7月21日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム4-2楽天 ( 2025年7月20日    楽天モバイル )

<楽・日>4回、勝ち越し3ランを放ち、チームメートに迎えられる清宮幸(中央)=撮影・木村 揚輔
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 日本ハム・清宮幸太郎内野手(26)が20日の楽天戦で決勝8号3ランを放ち、16年ぶりの前半戦単独首位ターンと9年ぶりの貯金20を決めた。同点の4回に右翼席へ殊勲の一撃。通算72発のうち7割以上の55発が7月以降を占める夏男ぶりを発揮した。09年はダルビッシュ(現パドレス)を中心にリーグ優勝、16年も大谷(現ドジャース)らを擁してリーグ優勝&日本一を達成しており、吉兆が重なった。

 やはり、この季節がよく似合う。照りつけるような日差しを全身に浴び、清宮幸はダイヤモンドを一周した。リーグ優勝した09年以来、16年ぶりの単独首位ターンに導く決勝弾。早実時代に高校通算111発を誇った“夏男”は、したたる汗を拭きながら気持ちよさそうに振り返った。

 「野球の季節だなと感じますね。最低限外野まで飛ばして、1点を取ろうと楽に打席に入れました」

 1―1で迎えた4回1死一、三塁。1ストライクから内の151キロ内角直球を完璧に捉えた。打球は右翼席中段に突き刺さる勝ち越しの8号3ランに「もっと(調子)上がれよ!と思いますけど」と苦笑い。今月に入って3発目を数えた。通算72発のうち55本は7月以降。また夏男ぶりを発揮した。

 今月17日は父・克幸氏(日本ラグビー協会副会長)の58歳の誕生日だった。今季のホームゲームはもちろん、ビジターゲームにも足を運んで見守ってくれていた父に「(プレゼントは)何も考えていなかったが、それ(本塁打)が一番いいと思います」と思い描いていた。3日遅れの祝砲に「喜んでくれていると思います」と胸をなで下ろした。

 克幸氏が共同経営する玄米うどん専門店「絵空事」が先月上旬に札幌市内にオープン。新庄監督の粋な計らいで直筆メッセージが入ったユニホームが贈られた。「超うれしいです!しかも、直筆でメッセージまで。めっちゃ字が奇麗ですし。父も喜んでいました」。指揮官の心配りに感謝し、結果で恩返ししたい思いだった。

 2連勝で日本一となった16年以来の貯金20にも到達した。単独首位ターンした09年もリーグ優勝の年で、まさに吉兆と言えるだろう。新庄監督が前半戦の目標に掲げた貯金21にも1試合を残して王手。主軸の一人として「まだまだ先は長い。目の前の一試合を勝つこと以外ないので、そこに集中してやりたい」と表情を引き締めた。まずは3連勝で前半戦を締めくくり、得意の夏本番に突入する。(清藤 駿太)

 ≪過去6度 V率50%≫日本ハムの前半戦首位ターンは11年以来7度目。前回11年はソフトバンクとの同率首位で、単独の首位ターンは09年以来16年ぶりだ。なお、前半戦首位だった過去6シーズンの最終順位を見ると優勝3度、2位3度でV確率は50%。北海道移転後に単独首位で折り返した07、09年はともに優勝しているが今季はどうか。

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