巨人・吉川尚輝「絶対勝つっていう気持ちで」今月初、24日ぶり打点がサヨナラ打 後半戦の逆襲を誓う

[ 2025年7月21日 18:23 ]

セ・リーグ   巨人6―5阪神 ( 2025年7月21日    東京D )

<巨・神>9回、サヨナラ打を放った吉川と、歓喜で飛び出す巨人ナイン(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 巨人の吉川尚輝内野手(30)が21日の阪神戦(東京D)で劇的なサヨナラ打を放った。

 5―5で迎えた9回だった。8回からイニングをまたいだ相手3番手左腕・伊原に対し、1死から岸田が右越え二塁打を放ち、代打・坂本が四球を選んで1死一、二塁。2死後、佐々木が11球粘って四球で出塁した2死満塁で第5打席に入った吉川が中前にサヨナラ打を放った。

 5月1日の広島戦(東京D)では延長12回に球団26年ぶり3度目のサヨナラ三塁打を放っており、今季2度目、プロ通算7度目のサヨナラ打。今月初打点が大逆転劇を締めくくるサヨナラ打となった。7月1日の阪神戦(甲子園)以来20日ぶり今季5度目の猛打賞でもあった。

 カウント1―1からの3球目、外角直球を中前に運んだ。打球が抜けると、吉川は一塁ベース到達前にガッツポーズ。仲間からウオーターシャワーを浴び、手荒い祝福を受けると笑顔がはじけた。

 吉川の打点は6月27日のDeNA戦(東京D)で8回に相手3番手右腕・宮城から中前に2点適時打を放って以来24日&63打席ぶり。苦しんだ先に歓喜の瞬間が待っていた。巨人の阪神戦サヨナラ勝ちは昨年5月4日(東京D)以来443日ぶりで、1―1の延長10回、1死満塁で島本からサヨナラ打したのも吉川だった。

 試合後のお立ち台。吉川は「みんながつないでくれたので、なんとか打ちたいなっていうか、そんな思いで打席に立ちました」と振り返った。目の前でプロ2年目の佐々木が11球粘って四球を選んだ執念も見ていた。

 主砲・岡本不在のなかで4番を務めた時期もあったプロ9年生も負けてはいられない。「食らいつくだけかなと思ってましたし、ほんと最高の結果になって良かったです」と口にした。

 19日の初戦は0―0で突入した延長戦に0―4で敗れ、前日20日は1―2で敗戦。19日に自力優勝の可能性が消滅し、20日には球宴前に阪神戦のシーズン負け越しが決まるという球団初の屈辱も味わっていた。

 「チームとしてもね、2連敗して悔しい状況でしたけど。なんとか今日、絶対勝つっていう気持ちでやってましたし。リチャードが(7回に)同点ホームラン打ってくれてチームに凄い勢いをつけてくれたので、そのいい流れがありましたし、ファンの皆さんの声援が凄く力になりました」

 5点差をハネ返したこの勝利で、巨人は42勝44敗3分け。借金ターンではあるものの、借金の数が「2」と「4」では大きく違う。球宴明けの戦いに向け、「1つ1つしっかりゲームに臨んで、目の前の試合を勝てるように、選手全員頑張りたいと思います。応援のほう、よろしくお願いします」。背番号2が後半戦の逆襲を宣言した。

この記事のフォト

「巨人」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年7月21日のニュース