阪神・坂本誠志郎 “隠れGキラー”がダメ押し弾 通算8発中4発が巨人戦「めったにないのでうれしい」

[ 2025年7月20日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神4―0巨人 ( 2025年7月19日    東京D )

<巨・神>延長11回、2ランを放つ坂本(撮影・藤山 由理)
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 後輩の勝ち越し弾の興奮冷めやらぬ中、ダメ押しの放物線を架けたのは阪神・坂本だった。佐藤輝の2ランで先制した後、2死一塁で船迫の130キロスライダーを完璧に捉えた。

 「ホームランも(そんなに)打ったことないので、手応えもないですけど、この球場は1点でも多く取るのが大事。良かったです」

 文句なしの当たりは左翼席に突き刺さる今季2号2ラン。延長11回までもつれ込んだ激戦に、決着をつけた。伏兵の一発に、ベンチの同僚もお祭り騒ぎの熱狂。「めったにないことなんで、うれしいです」と頬を緩めた。

 “隠れGキラー”の本領も発揮。実は通算8本塁打のうち巨人戦で半分の4本をマークしている。守備でも先発の村上から6投手の零封リレーを導き「輝のホームランもすごいですけど、それまでに投手が頑張って投げてくれて点やらないのが勝つチャンスを与えてくれた」と相棒たちをねぎらった。藤川監督も「座りがいいと言いますか、たくさんの投手を導いてくれた」とリード面を絶賛した。

 チームきってのMLB通。時間の合間を縫ってメジャー中継を見て、情報収集も欠かさない。最近の注目は、ブルワーズの怪物ルーキー・ミジオロウスキー。最速162キロの直球だけでなく、スライダーも160キロに迫る異次元の投球に、虎の正妻も目を奪われた。

 「見てて面白いですよね。ありえない次元だから。(パイレーツのエース)スキーンズが出てきた時もびっくりしましたけど、今はミジオロウスキーですよね。どんなメカニックでボールを投げているのかとか、そういうところにも注目して見てますね」

 球場内外のあらゆるところにアンテナを張り巡らせ、成長や進化の材料としている。

 「いい野球ができてる。こういう試合を増やしていきたい」。投打のかみ合った今季の強さを象徴する試合を攻守にわたって演出した背番号12は、充実の表情を浮かべた。(遠藤 礼)

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