野村謙二郎氏 広島・床田の被弾はツキがなかっただけ チーム一丸で“連敗中のマイナス思考”と闘え

[ 2025年7月16日 05:45 ]

セ・リーグ   広島0―1DeNA ( 2025年7月15日    マツダ )

<広・D>4回、力投する床田(撮影・岸 良祐)
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 【野村謙二郎 視点】ツキのなさを感じてしまう。好投の床田が8回に被弾したのは低めの、決して悪い球じゃない。この日は腕の振りが良く、強い球を投げていた上に変化球の切れも良かった。スコアレスの息詰まる投手戦。相手投手が東ということで、先に点をやらない意識も強かったはずだ。こうした試合は一発で決まることが多いが、悪い意味でその通りになった。

 一方の打線。後ろめに守る三塁・宮崎の位置取りを把握し、7回の先頭・菊池が絶妙なセーフティーバント(投手内野安打)を決めたものの、続くファビアンが初球を三ゴロ。併殺を免れたとはいえ、つながらない現状を象徴するシーンだった。

 9回がしかりで、近況は得点圏に走者を置いても2死からが非常に多い。一本が必要不可欠な状況。選手と監督、両方で経験しているが、重苦しい空気感の中で結果を出すのは簡単ではなく、打破するには的確な読みと強い気持ちが要る。

 厳しい戦いは今後も続く。連敗中は、リードしても逆転されるのでは…というマイナス思考とも闘わねばならないが、マウンドで、打席で、守備で、個々が今、何をすべきか。集中し、一丸で苦境を乗り越えてほしい。(スポニチ本紙評論家)

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