吉田正尚「早く良い姿を見せられるようにって気持ちで…」復帰までの道のり語る「まだ始まったばかり」

[ 2025年7月10日 12:20 ]

インターリーグ   レッドソックス10―2ロッキーズ ( 2025年7月9日    ボストン )

今季初打席となった2回の第1打席で中前打を放ち、ハイタッチするレッドソックス・吉田正尚(AP)
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 レッドソックスの吉田正尚外野手(31)が9日(日本時間10日)、本拠でのロッキーズ戦に「6番・DH」で今季初出場。復帰戦で即3安打をマークし、チームの6連勝に貢献した。試合後は安堵(あんど)の表情で復帰戦を振り返った。

 今季初打席となる2回の第1打席は2ボールからのファーストストライクを打って中前打にし「いろいろここまで長かったですけど、1打席目にしっかりバッティングカウントといいますか、ストレートを狙ったカウントでしっかり弾き返せたのでそこに関してはいいスタートが切れたと思います」とうなずいた。

 ベンチに戻ると、チームメートらが本塁打を打った後のような盛り上がりで祝福し「それはないと思いますけど(笑)」と照れ笑いを見せながら「(前の打者の)ナルビー(ナルバエス)がいい形で本塁打を打ちましたし、ああいう勢いで先制点は大きかったと思います」と勢いに乗って打席に入れたと感謝した。

 1―0の4回1死三塁の第2打席は2ボール1ストライクからの4球目、相手先発・センザテーラの高め96マイル(約154・5キロ)の直球を振り抜くと、痛烈なゴロが前進守備だった一塁手・トグリアのグラブを弾き右前適時打にし「内容に関しては自分が求めているところではないんですけど、結果としてコースでうまく抜けたというか、ファーストに当たりましたけど、結果としてはよかったと思いますけど、そこをもう少しもっと角度をついて長打を打っていかないとこれから自分の成長にはもう少し足りないかなと思います。細かく言えばですけど」と結果には満足も内容は物足りないと自分に厳しかった。

 5―2で迎えた8回無死の第4打席はフルカウントから相手4番手・ハルバーセンの6球目、スプリットに最後は右手1本でバットに合わせて右越え二塁打にし「真っ直ぐが速いピッチャー。対戦も記憶にはないですけど、真っ直ぐとスプリットが頭に入っていたので、その1球前にスプリットも見ましたので、外に抜けましたけど、そこで真っ直ぐでいって上手く面が長く残ったかなと。まあ飛んだコースがよかったかなと思いますけど」と手応えを口にした。

 復帰戦は長打、打点を含む3安打と大暴れし「本当に色々な方、日本からもそうですし、連絡をくれたり、どうなっているんだって周りもいろんな意見がありましたけど、僕自身はもうしっかりと強く戻ってくるしかなかったので、早くいい姿を見せられるようにっていう気持ちでやっていました」と長いリハビリ期間を振り返った。

 チームは6連勝を飾り、ア・リーグ東地区で4位ながら首位ブルージェイズに5・5ゲーム差。ワイルドカード争いでも4位に付けているだけに「この地区で勝っていかないとどうしようもないので、明日からの4つ(同地区レイズとの4連戦)がすごくオールスター前で大事になってくると思うので、チームの勢いはすごくいいと思うので、この流れでいければいいなと思います」と気を引き締めた。

 そして復帰戦を振り返り「まだ始まったばかりなので。この1試合ではなんとも言えないです。最後、しっかり終われたらいいと思います」とシーズン最後に笑って終わりたいと誓った。

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