巨人・阿部監督の母校・安田学園が初戦突破 打てる捕手・長沢3安打2打点の活躍

[ 2025年7月9日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権 東東京大会2回戦   安田学園11―5小松川 ( 2025年7月8日    神宮 )

<小松川・安田学園>5回、適時打を放つ安田学園・長沢(撮影・五島 佑一郎)
Photo By スポニチ

 第107回全国高校野球選手権(8月5日開幕、甲子園)の出場校を決める地方大会は8日、13大会で71試合(継続試合を含む)が行われた。東東京大会では巨人・阿部監督の母校、安田学園が11―5で小松川を下して初戦突破。「7番・捕手」の長沢洋輔捕手(3年)が2回に決勝の中前適時打を放つなど3安打2打点と躍動した。

 安田学園の「打てる捕手」長沢が快音を響かせた。2回に先制の中前適時打を放つなど3安打2打点で快勝に導き「自分の打撃で、チームに流れを持ってくる先制点を取る意識だった」と胸を張った。

 1メートル69、85キロのがっちりした体格を備える扇の要は守りでも頼もしかった。両チームの選手が足をつる場面が目立った酷暑の下、先発左腕・高比良共祐(3年)ら4投手を懸命にリード。終盤に粘る小松川を振り切り、「何とかピッチャーが粘ってくれた」と仲間の奮闘を誇った。

 大会直前にOBの巨人・阿部監督から巨人のスローガン「新風」を記したサイン色紙が3年生選手へ届いた。ナインを勇気づける「贈り物」は21年から続いており、定期的に激励の映像メッセージも届く。会田勇気監督は「いつも気にかけてくださる。巨人軍の大監督なので、野球部も活躍できるように、巨人とともに頑張っていきたい」と母校愛あふれる大先輩に感謝した。

 長沢は自宅の玄関に色紙を飾り、毎朝家を出るたびに“新風”を目に焼き付け「新しい時代をつくるという意味がこもってるのかなと思う」と決意を新たにしてきた。巨人の球団史でひときわ輝く名捕手を生んだ野球部ながら、甲子園出場は13年選抜だけで白星はない。「自分たちが夏の甲子園に初めて出場して、校歌を歌うという目標がある。新しい時代を築けるように頑張る」。東東京の強豪を吹き飛ばす新風を吹かせてみせる。 (柳内 遼平)

 ▽安田学園時代の阿部慎之助 1年からレギュラーとなり、高校通算38本塁打の強肩強打の捕手として活躍。主将を務めた3年夏の東東京大会は3回戦で敗退。甲子園出場は果たせず、東都大学野球リーグの中大へ進学した。

「巨人」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年7月9日のニュース