サヨナラ三塁打の丸佳浩は笑いも奪う「礼都の足が僕のイメージより進んでなくて…ナイスラン」

[ 2025年7月8日 22:18 ]

セ・リーグ   巨人5―4中日 ( 2025年7月8日    山形 )

<巨・中(12)>9回、丸はサヨナラ打を放つ (撮影・西川祐介)
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 巨人の丸佳浩外野手(36)が年齢をみじんも感じさせない激走を披露し、劇的なサヨナラ2点適時三塁打を放った。

 2―4で迎えた9回だった。

 この回から登板した相手3番手右腕・清水から代打・佐々木、岸田の連打で1死一、二塁とし、代打・中山の左前適時打で3―4と1点差。

 なおも1死一、二塁から丸が右中間へ2点適時三塁打を放って劇的なサヨナラ勝ちを決めた。

 丸は巨人移籍後、サヨナラ本塁打を2本放っているが、サヨナラ打は広島時代の2016年9月1日DeNA戦(マツダ)以来9年ぶりで、サヨナラ三塁打は自身初となった。

 三塁まで激走した36歳の丸はヒーローインタビューで「いやぁ~疲れました、はい」と第一声。

 「試合内容としては凄いずっと苦しい展開だったんで、そのなかでも本当に最後の最後まで僕たちにたくさんの勇気をくれたファンの皆さんにまずは感謝したいです。ありがとうございます」と続けて山形のファンに感謝した。

 場外弾2発を含むソロ本塁打3被弾で9回表まで2―4のビハインド。そして迎えた9回裏の攻撃で、7回に一度は同点となる3号ソロを放っていた先頭・泉口が三ゴロに倒れて1死走者なしとなり、2点差の敗戦まで「あと2人」と追い込まれた。

 だが、代打・佐々木、岸田の連打から代打・中山が1点差に迫る左前適時打。後輩たちから力をもらった丸は「(中山)礼都があそこで1点取ってくれたので僕としては気持ちが少し楽になったというか。その分、思い切っていけたと思います」と振り返る。

 サヨナラ勝ちの瞬間は「(打球が)抜けた瞬間、右手をあげたんですけど、礼都の足が僕のイメージより進んでなくて、どうかなと思ったんですけど、最後まで必死に走ってくれてナイスランだと思います」と笑わせる余裕も見せた粋な男。

 「最後まで諦めることなく、ああいうふうにね、清水投手もいい投手ですから、そういうピッチャーから3点取れたっていうのは自信にしたいし、欲を言えばこれをね、ヨーイドンからしなきゃいけないんでね。僕たちは、そこを目指してまた明日頑張りたいと思います」と話した。

 丸は山形で6年ぶりの試合開催となった2022年6月28日の中日戦では3戦連発となる決勝の16号2ラン。守備が苦手だったウォーカーの補殺にも沸いたその試合以来、この日は3年ぶりの山形開催でまたもヒーローになった。阿部慎之助監督(46)も「それは明日大きく取り上げてください」とうれしそうだった。
 

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