駒大苫小牧のエース左腕・寺田七将が昨秋以来の公式戦で毎回の16K!春の雪辱で南北海道大会に王手

[ 2025年6月28日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権南北海道大会室蘭支部Cブロック2回戦   駒大苫小牧10―5北海道大谷室蘭 ( 2025年6月27日    とましんスタジアム )

<駒大苫小牧・北海道大谷室蘭>試合終了の瞬間、感情をあらわにした寺田
Photo By スポニチ

 04、05年夏の甲子園連覇校で、18年ぶりの夏の甲子園出場に挑む駒大苫小牧が、左足首負傷で春季大会の登板がなかったエース左腕の寺田七将(3年)が毎回の16三振を奪って168球で完投。春季大会室蘭支部予選で敗れた北海道大谷室蘭に逆転勝ちし、2年ぶりの南北海道大会に王手をかけた。

 昨秋の北海道大会4強エースが、最後の夏にマウンドに戻ってきた。168球、最後の打者をこの日16個目の三振で締めくくった左腕が力強い言葉を口にした。「迷惑をかけた分、この夏に借りを返そうと思っていた。2回(の4失点)は自分の制球ミス。気持ちで押すだけと監督からも言われたので、気持ちで全部押しきろうと思っていた」と会心の表情を浮かべた。

 4月初めに左足首じん帯を損傷した。エース不在のチームが春季大会室蘭支部予選で敗退したのは、5月10日のランニング開始から間もない時期だった。ブルペンを経て、今月1日から実戦登板した寺田は「最後の夏なので、3年生で一致団結してやろうと話をしていた。そこで自分がエースとして投げるだけ」と言う。

 公式戦登板は、昨年10月23日の秋季北海道大会準決勝(対北海)以来8カ月ぶり。序盤2回に犠打を挟んで5長短打で4失点したが、佐々木孝介監督(38)は「疲れていても投げれば良くなっていくタイプ。変化球の切れも良くなってきたので、そのまま継続した」と話す。4回までに7安打を許した左腕も5回以降は無安打投球と期待に応えた。

 苦しみながらも、春に敗れた北海道大谷室蘭を退けた。寺田は「練習でやっていることをそのまま“とましん(スタジアム)”で出せれば絶対(南北海道大会に)行けると思っているので。やるしかない」と鵡川との支部代表決定戦を見据えた。(竹内 敦子)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年6月28日のニュース