阪神・佐藤輝 リーグ戦再開の地は得意の神宮「狭いのでチャンス」両リーグ20発一番乗りへ気合

[ 2025年6月27日 05:15 ]

<阪神練習> 打撃練習で汗を流す佐藤輝 (撮影・後藤 大輝)
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 チームも個人も独走モードに突入だ。19本塁打、49打点で両リーグ“2冠”の阪神4番・佐藤輝明内野手(26)が26日、「神宮はチャンス!」と闘志を燃やし、“予告アーチ”を宣言した。きょう27日のヤクルト戦(神宮)でリーグ戦が再開。ビジター球場最多の17本塁打を記録している敵地は2年ぶり4度目のシーズン20本塁打を記録する上でも絶好の舞台。球団の日本選手では84年の掛布雅之以来の両リーグ20本一番乗りで、優勝と初タイトルへ波に乗る。

 甲子園球場のクラブハウスに向かう通路に、鼻息も荒い佐藤輝の声が響いた。「チャンスです!」。交流戦ブレークの期間中は室内練習場を中心にじっくり打ち込んだ。手応えがあるからこそ、ボルテージも上がる。気合を入れて“予告アーチ”を宣言した。

 「いいイメージというかね。狭いんでね。チャンスです」

 27日からリーグ戦が再開。初戦は相性のいい敵地でのヤクルト戦だ。今季は日程の関係でここまで神宮では4月17日に1試合戦っただけだが、この試合で清水から本塁打を記録するなど打率・400は球場別最高。通算でも神宮では17本塁打で、球場別では甲子園(35本)に次ぐ“輝の庭”だ。また、ヤクルト戦の今季対戦打率もカード別最高の・364。一発の予感は大きく膨らむ。

 2年ぶり4度目となるシーズン20本塁打到達でチームを勢いづけたい気持ちは強い。神宮で大台に乗せれば、両リーグ一番乗りとなることは確実。球団では10年のブラゼル以来、6人目で、日本選手では84年の掛布以来、41年ぶりの両リーグ一番乗りになる。

 「もういいでしょう。振り返りは。飽きました」と語った交流戦では、3年連続の負け越しとなったものの両リーグトップの6本塁打をマークした。6月は目下7本塁打。あと1本で今年4月に記録した月間の自己最多8本塁打に並ぶ。神宮量産で一気に更新する可能性も高い。

 「いい調整ができたと思う。この3日、4日で。明日からまた頑張りたい」

 初対戦となるランバートの傾向と対策もしっかり頭に入れて、試合に臨む。交流戦後にはコンディション調整にも取り組み、残る73試合に向けて、リフレッシュも図ってきた。その姿に藤川監督も「心の乱れが少なくなっている。やることに集中しているから、ムラもなくなってきた」と4番としての精神面の成長を感じている。

 「これからも打撃の修正はやっていきます。毎日。三塁の準備も、もちろんするだけ」とレベルアップへの意識も高い。神宮では昨季から本塁打を放った試合はチーム3連勝中。キングと首位のダブル独走に向け、バットでチームを引っ張る。それが佐藤輝の覚悟だ。(鈴木 光)

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