【大学選手権】青学大・中西 自己採点「70点」も7回1安打無失点 リーグ5連覇後から筋トレで肉体進化

[ 2025年6月13日 05:00 ]

第74回全日本大学野球選手権2回戦   青学大5-0奈良学園大 ( 2025年6月12日    神宮 )

全日本大学野球選手権<奈良学園大・青学大>青学大先発・中西(撮影・五島 佑一郎)
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 2回戦4試合が行われ、8強が出そろった。史上初の3連覇を狙う青学大は奈良学園大に5―0で快勝。今秋ドラフト上位候補のエース・中西聖輝投手(4年)が7回1安打無失点、8奪三振の快投を見せた。北海学園大は46年ぶり、西南学院大は69年ぶり、東北福祉大は6年ぶりの8強入りを決めた。

 チームとして史上初の偉業を見据えているからこそ、中西は厳しい自己採点を下した。7回を1安打、8奪三振の圧巻投球。初回1死から左前打と失策で1死一、二塁とされたが、後続を打ち取ると、2回以降は6イニング連続3人ずつで片付けた。最速151キロの直球とフォークなど変化球がさえた。それでも「それなりに投げられたけど、70点。初回が課題と言われているのに改善点はたくさんあります」と納得しなかった。

 東都No・1右腕と言われながら現状に満足はしない。5連覇を達成したリーグ戦後も筋力トレーニングに励み、約2週間で2キロ増量。直球の平均球速もギアを入れ替えれば150キロ台を維持できるまでになった。梅雨入りで登板は2日順延されたが「普段からあることなので難しくなかった」と平然。周囲が大会史上初の3連覇を期待する声にも「特に何も感じてません。一戦一戦勝つだけ」と泰然自若としていた。安藤寧則監督は「一球一球丁寧に投げてくれた」と目を細めた。

 ネット裏では12球団のスカウトが集結。巨人・水野雄仁編成本部長代理は「素晴らしい。投球がいつも落ち着いている」と絶賛した。

 救援陣も2回を抑え、万全の完封リレー発進。とはいえ頂点を見据える戦いは始まったばかりだ。「東都の代表として出場している以上、涙を流して終わりたくない。日曜日は全力で押し込みたい」と中西。15日の決勝まであと3試合。大学日本一のエースへ、打者を圧倒する。 (伊藤 幸男)

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