【大学選手権】北海学園大が46年ぶり8強 プロ注目右腕・工藤5回1失点「良くも悪くも自分らしかった」

[ 2025年6月13日 05:00 ]

第74回全日本大学野球選手権2回戦   北海学園大7-1佛教大 ( 2025年6月12日    神宮 )

全日本大学野球選手権<北海学園大・佛教大>5回1失点好投でチームをベスト8に導いた北海学園大・工藤(撮影・五島 佑一郎)
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 北海学園大(札幌学生)が佛教大(京滋大学)に快勝し、46年ぶりのベスト8入りを決めた。勝利に導いた先発の工藤泰己(4年、北海)は「良くも悪くも自分らしかった」と笑った。初戦の上武大に続いて先発し、初回に156キロを計測。自己最速159キロには及ばなかったが、150キロ台を連発して相手打線を5回5安打1失点に抑えた。

 4回途中で4失点降板だった9日の初戦と何が違ったのか。「これまで投げてきたマウンドの土は軟らかくてごまかしが利いたけど、神宮の硬いマウンドでは利かなかった」と明かす。投球する際に軸足となる右太腿の外側に力が入って、上半身と下半身のバランスが崩れたという。これを中2日で修正した。

 毎回安打を許し、4四死球も与えた。毎回得点圏に走者を背負う投球となったが、「前回駄目だった部分は改善できたし、直球でファウルも取れた」と5回1死二、三塁は連続三振で切り抜けた。粗削りだからこそ、底知れぬ可能性を感じる。

 北海時代に甲子園出場も登板はなかったが、4年が経過し、NPBのスカウト陣が集結する中で大器の片りんを示した。13日の準々決勝では2連覇中の王者・青学大と激突する。「この身長で160キロを投げられるのは(西武の)平良選手ぐらいかなと思う」。1メートル75、88キロの右腕はチームの勝利と自身の目標も目指す。(横市 勇)

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