大谷翔平 開幕から60試合で23本塁打は球団新記録 1955年のデューク・スナイダー上回る

[ 2025年6月3日 14:07 ]

ナ・リーグ   ドジャース―メッツ ( 2025年6月2日    ロサンゼルス )

<ドジャース・メッツ>7回、23号ソロを放つドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャース大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、本拠でのメッツ戦に「1番・DH」で先発出場。3打席凡退して迎えた第4打席で今季両リーグトップタイの今季23号を放ち、本塁打は1試合2発をマークした5月30日のヤンキース戦以来3試合ぶりとなった。第5打席は1点を追う9回1死一、三塁から同点の犠飛を打ち上げ、2試合ぶりの1試合複数打点をマークした。

 この日のメッツ先発は右腕ブラックバーン。第1、2打席はいずれもカーブを振らされて空振り三振に倒れていた。第3打席は一発出れば逆転の場面だったが、ここはカウント3―1と打者有利のカウントで外角に逃げるチェンジアップを引っかけて二ゴロに倒れた。

 0―2の7回2死走者なしの場面では3番手右腕クラニックの初球のカーブを完璧に捉えた。打球速度113.9マイル(約183.3キロ)、38度の角度で打ち出された打球は右翼ブルペン付近の424フィート(約129.2メートル)で弾んだ。大谷は手応えがあったのか、打った瞬間に下を向いてうなずきながらダイヤモンドを一周した。

 大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者は、自身のXでドジャースの最初の60試合で23本塁打を放つのは球団新記録と紹介。並んでいた1955年のデューク・スナイダーを上回った。

 1点を追う9回は1死一、三塁の好機で守護神ディアスとの対戦。初球の真ん中低めのストライクゾーン内の球がボールと判定される幸運もあり、カウント1―1から左翼へ犠飛を打ち上げ、最終回で同点に追いつく粘りを見せた。打球は左翼フェンス手前まで飛び、場内はサヨナラ本塁打かと沸いたが、大谷は強く手を叩いて同点を喜んだ。

 試合前にはプライベートでも何度も会食し、今年3月の日本開幕戦で来日した際にも激励を受けた、巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんの訃報に接した。大谷は自身のインスタグラムで「心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼。試合でもお世話になった長嶋さんへ手向けのアーチを放った。

 5月は15発の大暴れで、月間本塁打数でエンゼルス時代の23年6月の自己記録、また球団記録にも並んだ。6月は月間MVPを2度獲得し、過去4年で3度、2桁本塁打をマークした得意な月だ。23号はマリナーズ・ローリーと並んで両リーグトップに立った。

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