3年越しに叶えた友との“約束” 日本ハム・斎藤が古巣・阪神戦で移籍後初登板、好救援「待ち望んでいた」

[ 2025年6月3日 23:03 ]

交流戦   日本ハム0―1阪神 ( 2025年6月3日    エスコンF )

<日・神(1)> 2番手で登板した斎藤(撮影・大森 寛明)
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 友と交わした“約束”を、3年越しにかなえた。日本ハムの斎藤友貴哉投手(30)が3日、古巣・阪神戦で待望の移籍後初登板。0―0の3回1死二塁で緊急降板した先発・古林睿煬(グーリン・ルェヤン)の後を継ぐスクランブル登板となったが、1回2/3を1安打無失点2奪三振と好リリーフし、成長した姿を古巣に見せつけた。

 胸が熱くなった。回またぎとなった4回2死一塁。打席には18年ドラフト同期で、同じ社会人のHondaで切磋琢磨(せっさたくま)した木浪がいた。目標かつ、夢であった同期対決。最後はカウント2―2から147キロスプリットで見逃し三振に仕留め、少しだけ目頭が熱くなった。
 「すごい楽しみに待ち望んでいた日。お世話になった仲間や先輩だったり、藤川監督やコーチの前で投げて活躍したい思いだった」
 18年ドラフト3位の木浪と4位の斎藤は、同じ社会人のHonda出身で家族ぐるみの仲。22年秋にトレードで日本ハム移籍が決まった際には同期でゴルフへ行き、ラウンド後には「頑張れよ!」と、赤のネクタイをプレゼントしてもらった。交流戦、そして日本シリーズでの対戦を約束していたが、昨季まで実現することはなかった。
 移籍1年目の23年は春季キャンプで右膝前十字靱帯断裂。1年間を棒に振り、復帰した昨季は交流戦直前に出場選手登録を抹消となった。それでも、必死に前を向いて来られたのは同期の活躍があってこそ。「タイガースも優勝したり、みんなの活躍から刺激をもらっていた」。ようやく、約束をかなえられた。
 藤川監督とともにプレーしたのは引退した20年までの2年間だけだが、引退後に臨時コーチとして受けた指導は今も確実に生きている。「活躍することが恩返し。ここまで来られたのは成長だと思いますし、またタイガース戦でしびれる場面で投げたい」と斎藤は言う。次の約束は、日本シリーズでの再戦だ。(清藤 駿太)

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