阪神・伊原 「野球辞めたい」高校1年の冬、寄り添ってくれた母に感謝 15分間の電話で救われた

[ 2025年5月11日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2-0中日 ( 2025年5月10日    甲子園 )

智弁学園時代の阪神・伊原
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 お母さん、いつもありがとう――。11日は「母の日」。同日に4度目の先発登板を迎える阪神・伊原陵人投手(24)は母・優子さん(56)へ向けて、思い出や感謝の思いを明かした。

 「母の日」である、11日の中日戦に先発する伊原が、母・優子さんへの感謝を口にした。

 「自分が選んだ道を、黙って、陰ながら応援してくれる母です。何かをするときに、“こうしなさい”と強制されたことは一度もないですね。朝はいつもお弁当を置いておいてくれて。中学からは自分が知らないうちに、パートを始めてくれていました」

 母との15分間の電話で救われたことがある。「高校1年の冬です。来春の選抜メンバー発表1週間前に制球が定まらなくなって、ベンチ外が確定したとき。寮生活のきつさも重なって、“もう辞めたい”と電話しました」。その時、優子さんは「しんどいね」と寄り添ってくれたという。

 「味方でいてくれたことは忘れません。正直、絶対辞めたるくらいに思っていたので、もっと頑張れみたいに言われていたらキツかったし、本当に野球を辞めていたかも。電話を切って、これ以上心配かけたらあかんな、もう一回、野球を頑張ろうと思えました」

 母へのプレゼントにも思いを込める。

 「絶対、これが欲しいとか言わないタイプなんで。社会人時代の初任給ではマッサージ器具を、プロになってからはドラム式洗濯機をあげました。今後も生活で役立ちそうなものをこっちで調べて送りつけますよ(笑い)」

 母への最大の恩返しは、プロでの活躍だ。「昔から野球を見に来るのは好きだったので、1軍で投げている姿をたくさん見せたい。1年間終わったときに、しっかり良い報告ができるようにしたいです」。感謝は、グラウンド上で表現する。(松本 航亮)

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