智弁和歌山V 県4連覇&18連勝、新1年生台頭で戦力充実「失敗も財産」

[ 2025年5月11日 16:31 ]

高校野球春季和歌山大会決勝   智弁和歌山12―0星林 ( 2025年5月11日    紀三井寺運動公園野球場 )

<智弁和歌山・星林> 春季和歌山県大会を制し集合写真に納まる智弁和歌山ナイン (撮影・亀井 直樹)
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 高校野球の春季和歌山大会は11日に決勝が行われ、智弁和歌山が星林を12―0で下して2年連続17度目の優勝を決めた。県大会は18連勝で、24年春から4季連続優勝となった。

 U18高校日本代表候補でエース右腕の渡辺颯人(3年)を登録外としながらも、決勝では最速152キロ右腕の宮口龍斗(3年)らを中心に零封リレーを達成。一方の打線は、6―0の8回に公式戦初先発の「2番・左翼」井本陽太(1年)が右前打、代打で出場した背番号15の垣淵紳次郎(1年)が左前打と新1年生が安打を放って一挙6得点に貢献。準優勝した今春選抜から戦力の上積みを見せた。

 以下は中谷仁監督との一問一答。
 ――和気、田中、宮口が3回無失点で零封リレー。
 「投手がしっかりと試合をつくってくれて守り勝つ野球ができた。ゴールデンウイークで試合を数多く重ねていたので、今日は投手全員でいこうと思っていました」

 ――エース・渡辺が不在の県大会だった。
 「県大会は和気も田中も宮口も自責ゼロかな。投手陣が自覚を持って、渡辺抜きでも勝ち抜こうという姿が見られた。練習からもそういう姿を感じていました」

 ――選抜からの上積みを目指す県大会だった。
 「(3番・三塁の)松本がいい成長を見せている。誰かが調子が悪いときに出てくるようなレパートリーが見られたことは良かったなと思います」

 ――決勝は1年生の井本と垣淵も出場。
 「垣淵はまだまだ非力だが、守備に関しては(期待したい)というところでメンバーに入っている。外野も藤田、福元を崩すことは難しくても、左翼は(井本らが)しっかりと競争して誰かが勝ち取ってほしい」

 ――井本は犠打を失敗しても切り替えていた。
 「本当はむちゃくちゃ下手くそだったんですよ。試合でひどい形で失敗して…。それから自主練習で一人で最後まで練習していた。それで物凄くいい形になっていて、ベンチが求めていることが分かる野球勘のある選手だなと感じていた。1年生は春の失敗も財産。いい取り組みをしてくれています」

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