日本ハム・野村の4番は“開幕15試合限定”から“継続”へ!新庄監督「野村君しかいないでしょう」

[ 2025年4月14日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム2―7西武 ( 2025年4月13日    エスコンF )

<日・西>6回、黒マスクをつけて打席に立つ野村(撮影・高橋 茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハム・野村佑希内野手(24)が13日、西武戦に「4番・一塁」で出場し、3点ビハインドの3回2死一、三塁から右前適時打を放った。ファウルを8球も放ちながら粘った一打で、開幕から「限定15試合」で4番に起用する方針を示していた新庄剛志監督(53)は回答期限まで1試合を残しながら、「4番継続」を明言した。チームは2連敗を喫し、2位をキープしながらも首位・オリックスとは2・5ゲーム差に広がった。

 開幕から4番を任された男は必死に食らいついた。3点差の3回2死一、三塁で、野村は初球からスイングしたが、2球連続ファウルで追い込まれた。3球目もファウル。4球目のボールを挟んで、再び5球連続ファウルだ。そして10球目。「凄く集中できていました。簡単に流れを渡してはいけないと思って打ちました」。渡辺の150キロ直球を右前へはじき返した。

 今季14試合目。中盤に突き放され、チームは2連敗も、試合後の新庄監督は「打率どうこうでなく、こういう試合でもしっかりと結果を残す」と開幕から“15試合限定”として4番に起用してきた主砲を称賛。そして「野村君しかいないでしょう」と期限まで1試合を残しながら「4番続行」を明言した。

 ここまで打率・234ながら得点圏打率・429を残し、チーム2冠となる3本塁打、10打点をマークするなど、勝負強さを発揮。試合前練習では、「僕がいつも言うのはタイミング」と新庄監督から野村にアドバイスを送るシーンもあった。

 試合中も助言した。野村が4回守備で遊撃手・水野のワンバウンド送球を捕球できず、口元にぶつけると、6回から黒マスク姿でプレーすることを促した。その直前の野村は患部を隠そうとネックウオーマーで口元を覆っていたが、指揮官は「びちゃびちゃに汗をかいていた。怒られたら取ればいい」と言って、マスクマン誕生の舞台裏も明かした。

 15日からも野村は4番として敵地でのロッテ2連戦に臨む。「ただの打撲。大丈夫です」。傷はすぐに癒えるだろう。球場を出る際の言葉も力強かった。(横市 勇)

続きを表示

「日本ハム」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年4月14日のニュース