巨人・岡本 ミスターに並んだ4番で開幕11試合連続安打!V弾など3安打でチームの単独首位浮上導く

[ 2025年4月10日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人6―3DeNA ( 2025年4月9日    横浜 )

<D・巨>4回、先制ソロを放つ岡本(撮影・尾崎 有希)
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 ミスターに並んだ。巨人岡本和真内野手(28)が9日、DeNA戦の4回に決勝打となる先制の3号ソロなど3安打1打点。開幕から11試合連続安打とし、球団4番では59年の長嶋茂雄以来66年ぶりとなった。2戦連続3安打で12安打6得点の打線を引っ張り、連敗を3で止め単独首位浮上に導いた。

 初対面は新人だった15年2月の宮崎キャンプ。当時18歳の岡本は視察に訪れた長嶋茂雄終身名誉監督に「シャス」とあいさつした。大慌てした球団職員にたしなめられ、その後は直立不動で約5分の指導を受けた。

 10年後。成長の詰まった先制3号ソロで、長嶋氏の開幕11試合連続安打記録に並んだ。「打つべきところを打った。普通にやるべきことをやっている」

 初回の四球の際は大貫に徹底した内角攻めを受けた。0―0の4回先頭も同じ。その4球目。内角高めの143キロツーシームを完璧に捉えて左翼席に運んだ。これが決勝弾になった。

 昨年は27本塁打の中で内角球を打ったのは1発だけだった。亀井打撃コーチは内角球に対応できた要因を「体の切れが出ている。対応力が上がっている」と分析。今季キャンプイン時の体脂肪は13%で、一般的に「腹筋もはっきりと見え、腕や肩の血管も浮き出てくる」とされる数値だ。体を回転して打つパワーにつながる。20年には体重100キロを超え、原辰徳前監督に「このままだと、ただの肥満体になる」と指摘を受けるなど度々、減量指令を受けた。好物だった菓子パンやジュースを控え、今回のオフは食事も見直した。

 直近で長嶋氏に直接指導されたのは昨年6月の東京ドームでの全体練習。その時求められたのが、左足を上げてタイミングを取る意識を継続することだった。「本当に貴重。凄いありがたい」と感謝し、現在も意識するポイントに体の切れが加わり、内角球への対応力は増した。

 3試合ぶりの一発でレジェンドの記録に並ぶと、右前打、左翼線二塁打で2試合連続、今季3度目の3安打。記録には興味がなく「分からないです。まあ、打てて良かったです」とつれない。今季12球団最多の1試合4発で単独首位に立った方がうれしい。(神田 佑)

 ≪プロ野球記録は和田豊(神)の24試合≫岡本(巨)が開幕11試合連続安打。巨人で開幕戦から11試合以上の連続安打は03年高橋由伸の11試合連続以来22年ぶり7人目で7度目。球団記録は49年川上哲治の16試合だが、12試合に伸ばせば2リーグ制後では72年高田繁、88年クロマティの最多記録に並ぶ。なお、開幕戦からの最多連続試合安打のプロ野球記録は97年和田豊(神)の24試合となっている。

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