赤星憲広氏 阪神は投打に完璧なゲームだった 次戦以降は機動力を駆使する姿勢に期待

[ 2025年3月29日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神4ー0広島 ( 2025年3月28日    マツダ )

赤星憲広氏
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 【赤星憲広 視点】初回に佐藤輝の2ランで先制して、8回に大山と前川の連続適時打で追加点。新打線が機能してリードを4点に広げた。村上は9回のマウンドに上がって完封を目指したが9回2死まで無失点に抑えて勝利投手。投打に完璧なゲームだった。

 あえて重箱の隅をつつくようなことを探せば、いくつかある。3回1死から近本が中前打したが、次打者の中野との間に何も動きが見られなかった。動かなかったのか、動けなかったのかは分からないが、他球団に今年はどんどん走っていくという姿勢、機動力を駆使していく姿勢も見せるチャンスだったが、それは求めすぎなのかもしれない。開幕戦の緊張感もあっただろうし、次戦以降に期待したい。

 2回からの6イニングは両軍無得点が続いた。こういう膠着(こうちゃく)した展開を打開できるのが近本と中野の1、2番コンビだと思う。阪神には、まだまだ発揮できていない攻撃のバリエーションがある。

 とにかく最高のゲームだった。きょう29日の第2戦先発の富田、あす30日の第3戦の門別は、プレッシャーもあるだろう。若い2人にいい感じでつなげることができたのが大きい。 (スポニチ本紙評論家)

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