ソフトバンク育成ドラフト13位・塩士暖「明るいニュースを届けられるように」石川県輪島市出身

[ 2025年3月11日 06:00 ]

室内でノックを受けるソフトバンクの塩士
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 ソフトバンクの育成ドラフト13位、塩士暖投手(18=石川・門前)は故郷への思いを胸に腕を振っている。石川県輪島市出身で昨年1月の能登半島地震で被災した。避難先の自宅近くの小学校では高齢者を担架で運ぶ役割を担った。「(震災で)野球に対する情熱が変わりました。練習ができることに感謝しながら明るいニュースを届けられるようにしたい」と力を込めた。

 本格的に野球を始めたのは中学から。門前では同校OBである山下智茂野球指導アドバイザー(80)と出会って精神面が成長した。星稜で甲子園に春夏通算25度出場した名将から「弱気は最大の敵」という金言を授かり、プロ入りにあたっては「焦るな」と言葉をかけられた。

 投手としての武器は最速145キロの直球とスライダー。3年夏の石川大会1回戦で6回参考ながらノーヒットノーランを達成して注目を集めた。春季キャンプはC組スタートでケガなく完走。走り込みの影響で「スタミナはついてきた」と手応えを得た。体重は公称から4キロ増の78キロ。さらに成長し、傷ついた故郷に勇姿を届ける。

 ◇塩士 暖(しおじ・だん)2006年(平18)5月18日生まれ、石川県出身の18歳。中学1年から野球を始める。門前では甲子園出場なし。24年育成ドラフト13位でソフトバンクに入団。背番号152。1メートル85、74キロ。右投げ右打ち。

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