広島・堂林 絶好調だOP戦打率・833まで上昇 好調継続の要因は春季C「体(のキレ)は確実に違う」

[ 2025年3月7日 05:45 ]

オープン戦   広島0―4ロッテ ( 2025年3月6日    ZOZOマリン )

<ロ・広>広島・堂林(撮影・長久保 豊)
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 広島・堂林翔太内野手(33)が6日のロッテ戦で1安打し、オープン戦の打率を・833まで上昇させた。4回の第2打席に右前打を放ち、出場3試合連続安打。例年、春先は打撃の状態が上がらないが、打率・381だった20年にはシーズンで打率、打点ともキャリアハイをマークした。吉兆データにあやかるべく、今後も好調を維持していく構え。プロ16年目の今季は「シン堂林」を披露する。 

 堂林のアピールが止まらない。オープン戦3試合目の出場となったこの日も快音を響かせた。0―3で迎えた4回2死の第2打席。右腕・田中晴に2球で追い込まれながらも、フルカウントに持ち込むと、7球目の外角直球を逆らわずに右前へはじき返した。

 「キャンプからの延長線で、オープン戦でも打席の中で、自分のやりたいことはやれている」

 充実感が漂う。今春は実戦7試合で打率・500をマークしており、オープン戦も3試合連続安打で同・833(6打数5安打)と絶好調。新井監督は「ずっと状態も内容もいい」と評価した。

 例年の同時期と比べても、堂林は「体(のキレ)は確実に違う」とうなずく。好調継続の要因は春季キャンプ。選手会長としてけん引していくためにも、まずは自分と向き合うことに重きを置いた。若手とともに、33歳の堂林も「振る量」にこだわり、ベテラン、外国人が免除されていた連日のロングティー、連続ティーにも参加。肉体強化と技術向上を図ってきた。

 「振る量は落とさずにやっている。シーズンまで、まだ3週間ぐらいあるので、へたらずにやっていく」

 例年、開幕までのオープン戦期間は低調傾向にある。そんな中、オープン戦打率・381だった20年シーズンは、キャリアハイの打率・279、58打点、12年と並ぶ14本塁打をマーク。今春も、ここまでは高い数字を維持しており吉兆データの後押しも受け、昨年までとは違う姿を見せていきたいところだ。

 4位に終わった昨季のシーズン最終戦。新井監督は「来シーズンはさまざまなことが変化する年になる。痛みも生じてくる」とチーム全体に変化を求めた。堂林は言う。

 「監督がああいう言葉を言われ、危機感は頭から離れていない」

 結果を残し続けても慢心は一切ない。指揮官の「いいアピールをしてくれているが、競争の中にいる。それ(起用の構想)ばっかりは、ここというのは言えない」という言葉も、堂林は当然のことと受け止めるだろう。オープン戦は残り12試合。確固たる信頼をつかむべく、まだまだ打ちまくる。 (長谷川 凡記)

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