ソフトバンク・ドラ2庄子 今宮離脱で開幕ショートあるぞ 小久保監督「大チャンス」に東浜撃ちでアピール

[ 2025年2月19日 05:00 ]

<ソフトバンク宮崎キャンプ>  ライブBPで東浜(左)から安打性の打球を放つ庄子  (撮影・成瀬 徹)    
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 ソフトバンクのドラフト2位・庄子雄大内野手(22=神奈川大)が18日、実戦形式のライブBPで通算72勝の東浜から安打を放ってアピールに成功。正遊撃手の今宮がこの日、左ふくらはぎを痛めてキャンプを離脱。小久保監督はジーター・ダウンズ内野手(26)とともに「大チャンス」と開幕遊撃候補に指名。思わぬ形で1992年の浜名千広以来33年ぶりとなる遊撃での球団新人開幕スタメンを狙う。

 神奈川大学リーグの安打記録を持っているバットがついに目覚めた。ルーキーの庄子がライブBPで実績のある東浜から“プロ初安打”を放った。初球の甘く入った変化球を右前に運び「とにかく早く1本出したい気持ちがあった」と安堵(あんど)の笑みがこぼれた。

 尾形との対戦では1死二塁を想定して行われ、初球であっさりと犠打を決めるなど小技も発揮。力強い直球に狙いを定め遂行し「継続してバントは求められると思う。一発で決められるところを見せていけたら」と頼もしかった。

 この日、チームは激震が走った。正遊撃手の今宮が左ふくらはぎ痛のためキャンプを離脱した。昨年105試合出場の川瀬も膝を痛めてリハビリ組で調整しており、有力候補1、2番手が不在となる。小久保監督は来日2年目のダウンズとともに「大チャンスでしょう」とさらなる奮起を期待。庄子自身も「チャンスをしっかりものにできるように」と目をギラギラさせた。

 春季キャンプは新人唯一のA組スタートを切り、本多内野守備走塁コーチの特守を受けるなど守備力アップに励んでいる。自らに課しているテーマは「100%アウトにできる打球は100%アウトにする」。「普通のゴロを普通にさばけないと話にならないと思うので」と基本を大事にボールに食らいつく覚悟だ。これまでの紅白戦はほかのポジションも守っていたが、指揮官は「ダウンズと庄子をショート専念の方針は伝えた」と2人の遊撃固定を明言した。

 50メートル5秒7の俊足が持ち味で愛称はチーター。宿舎での食事中に柳田から「さみしいやろ。こっちへ来い」と声をかけられテーブルを囲むなど、先輩の優しさにも支えられながらアピールを続けている。「本当にありがたい。さらにチームに溶け込めるようにしていきたい」と話した。

 実現すれば92年ダイエー・浜名以来33年ぶりの遊撃での新人開幕スタメンへ。先輩への感謝の思いはプレーで表現する。(杉浦 友樹)

 ○…球団新人の開幕スタメンとなれば06年松田(ソ)以来19年ぶりだが、遊撃手に限定すれば92年の浜名(ダ)までさかのぼる。4月5日の近鉄戦(藤井寺)に「8番・遊撃」でスタメン出場し、5回の第2打席で小野(近)からプロ初安打を放った。

 ◇庄子 雄大(しょうじ・ゆうだい) 2002年(平14)10月2日生まれ、神奈川県出身の22歳。横浜では度会(DeNA)と同期で2年春に甲子園出場。神奈川大では4年春に打率.348を記録し、4季連続5度目のベストナインに輝く。大学通算54盗塁で「周東2世」と期待される。1メートル77、75キロ。右投げ左打ち。

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