ドジャース打撃コーチが語る「打者・大谷」の現状と今後 「最高の翔平の打撃」を探る

[ 2025年2月17日 13:35 ]

取材に応じるアーロン・ベーツ打撃コーチ(撮影・柳原 直之)
Photo By スポニチ

 ドジャースのアーロン・ベーツ打撃コーチ(40)が16日(日本時間17日)、アリゾナ州グレンデールのキャンプ地で取材に応じ、昨秋のワールドシリーズ後に脱臼した左肩を手術した大谷翔平投手(30)の打撃の現状や今後の展望について語った。(取材・柳原 直之)

 ――打撃の現状。
 「すごく力強い。彼は順調に、予想通り、あるいはそれ以上のペースで進んでいると思う。昨年も右肘の手術明けでリハビリの過程をたどりながら、ある時点で試合に復帰した」

 ――今後の予定。
 「正直なところ、タイムラインについてはトレーナーに聞いてもらう必要がある。私は最新の情報を把握していないので、正確なことは言えないし、誤ったことを言いたくない。ただ、翔平ができるだけ早くプレーしたいと思っているのは間違いない」

 ――左肩手術後のスイングスピードの変化は。
 「我々は彼の状態をシーズン中と照らし合わせながらモニタリングしている。彼は本当に几帳面に取り組んでいて、自分のスピードがどのくらいで、どのレベルにあるべきかをしっかり把握している。ある意味で自発的に管理できる選手で、そのあたりは完全に把握している」

 ――手術した左肩のコンディションや打撃への影響は。
 「彼からは何も聞いていない。少なくとも打撃コーチとしては、痛みなどについて話はない。当然ながら、彼は毎日治療を受けていて、リハビリプログラムもある。トレーニングルームでしっかりケアされているので、私たちは打撃に集中できる。彼の状態は素晴らしい」

 ――室内打撃練習の内容は。
 「去年と同じ。昨春のキャンプと同じように、シーズンに向けて自分の状態を整えている。彼は自分のやることやルーティンに対して非常に几帳面」

 ――投打二刀流で復帰する今季は練習量や出場試合数の管理が重要。
 「私は打撃コーチなので、当然ながら打撃の方により関心がある。ただ、彼のようなことができる選手は他にいない。だから、ドジャースで二刀流に挑む最初の年として、彼とスタッフ、そしてチームメートと常にコミュニケーションを取りながら、必要な形で調整していくことになるだろう。どうなるか見ていくことになるが、彼の持つ運動能力や爆発的なパワーを考えれば、きっと大丈夫だと思う」

 ――バッテリー組キャンプ初日に屋外フリー打撃で18スイングし、柵越え8本だった。
 「彼はただ感覚を取り戻したかっただけで、外でどんな感じか試したかったのだと思う。私としては、結果よりもスイングそのものやスイングのメカニクスを重視している。打球の飛距離よりも重視している。彼はとてもパワーがあり、他の選手にはできないような本塁打を打てる。彼にとって“best version of Shohei”(最高の翔平の打撃)を探れるように、彼に映像を送る。そして、彼が望めばそれを分析し、話し合うことができる」

 ――オープン戦は初戦からDHで出場するか。また、今季は昨季より休みが増えるか。
 「それらはロバーツ監督に対する質問となる。分からないが、答えは持っていると思う」

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年2月17日のニュース