大谷翔平 第3打席は併殺崩れで1打点 今季107打点は03年松井秀喜抜いて日本選手単独3位

[ 2024年9月17日 09:44 ]

ナ・リーグ   ドジャース-ブレーブス ( 2024年9月16日    アトランタ )

<ブレーブス・ドジャース>5回、ドジャース・大谷は二盗を試みるも打球がファウルとなり成功ならず(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席は遊ゴロ併殺崩れの間に1打点を挙げ、2試合連続で打点をマーク。今季107打点とし、日本選手歴代単独3位に浮上した。

 第1打席は見逃し三振に倒れたが、第2打席は3回2死三塁の先制機。左腕フリードの初球がワンバウンドとなって捕手がはじくと、三遊間を守る三塁手の動きを見て大きくリードを取っていた三塁走者ロハスが好判断でスタートを切って先制のホームを踏んだ。その後、大谷はストレートの四球で歩いた。大谷は盗塁のチャンスが訪れたが、スタートを切ることはなく、次打者ベッツが見逃し三振に倒れた。

 第3打席は2―0の5回1死一、三塁の場面。ここは初球の外角速球を打ち損じて遊ゴロに倒れたが、大谷は俊足を飛ばして相手の併殺完成を阻止し、1打点を稼いだ。さらに次打者ベッツの打席でスタートを切る場面があったが、カウント0―2と追い込まれていたこともあってベッツがファウルにし、盗塁はならなかった。その後ベッツは空振り三振に倒れた。

 11日のカブス戦では今季6本目の先頭打者アーチとなる47号ソロに加え、今季48盗塁もマークした。15日のブレーブス戦は3試合連続で本塁打こそ出なかったが、12打席ぶりの安打となる二塁打を含む適時打2本で逆転勝利に貢献。自己最多106打点は2003年の松井秀喜と並ぶ日本選手歴代3位タイとした。現在シーズン51本塁打、52盗塁ペースと数字を順調に伸ばしており、前人未到の「50-50」も目前に迫っている。

 盗塁数はデーブ・ロバーツ監督が持つキャリアハイのシーズン49盗塁の記録にあと1。イチローがマリナーズ時代の2001年に記録した日本選手最多56盗塁も視野に入っている。

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