西武やっと…連敗8で止め104試合目でラスト30勝到達、8月2勝目 外崎が決勝打、隅田6回1失点7勝

[ 2024年8月14日 21:06 ]

パ・リーグ   西武4―1ソフトバンク ( 2024年8月14日    ベルーナD )

<西・ソ>初回、佐藤龍の犠飛で生還し、ハイタッチで迎えられる外崎(中央)(撮影・松永 柊斗)
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 西武が連敗を8で止め、シーズン30勝目を挙げた。先発の隅田知一郎投手(24)が6回96球1失点の力投で7勝目(8敗)。首位を独走中のソフトバンクからは今季5勝目(14敗)となった。

 初回、先頭の外崎が相手先発右腕の大津が投じた4球目、149キロの真ん中に入って来た直球を見逃さなかった。完璧に捉えると打球は右中間を破る。打球処理にもたつく間に悠々と二塁に到達。続く源田がキッチリと犠打を決め、3番・佐藤龍の右犠飛で1点を先制した。

 隅田は気迫のこもった投球で3回まで得点を許さず。しかし、4回に1死から山川に左翼線を破られる二塁打を打たれると、近藤が遊ゴロの間に山川は三塁に。2死三塁で正木に左中間を破られ同点に追いつかれた。

 1ー1の5回だった。先頭の蛭間が四球を選び出塁。ガルシアが三振、西川が遊ゴロに倒れ2死一塁となったが、古賀がランエンドヒットで左前に運び一、三塁とチャンスをつくる。大津の暴投で二、三塁となり、先制打の外崎が再び右中間を破る二塁打。一気に2者が生還し勝ち越しに成功した。続く源田も左前に運びもう1点追加。リードを3点に広げ、ベンチでは隅田が雄叫びを上げた。隅田は6回まで気合の入った表情でソフトバンク打線に7安打を許しながらも1失点で2番手・平良に後を託した。

 8回はボー・タカハシが無失点、9回はアブレイユが無死二、三塁のピンチを招くも何とか無失点で抑え連敗は8でストップ。104試合目で12球団最後となる30勝目に到達した。ちなみに今季12球団最速30勝到達はソフトバンクで、5月28日の交流戦・巨人戦(東京D)に2―0で勝利し到達。ソフトバンクから数えること78日での30勝到達(72敗2分け)となったが、隅田の気合の投球と外崎の2本の二塁打で9試合ぶりの勝利をつかみ取り、8月2勝目を挙げた。

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