西武・隅田知一郎 ソフトバンクから今季初白星「嫌だなと思ってもらえるよう頑張りたい」連敗8で止める

[ 2024年8月14日 21:56 ]

パ・リーグ   西武4―1ソフトバンク ( 2024年8月14日    ベルーナD )

<西・ソ>ファンとハイタッチをしながら引き揚げる隅田(撮影・篠原岳夫)
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 西武が連敗を8で止め、シーズン30勝目を挙げた。先発の隅田知一郎投手(24)が6回96球1失点の力投で7勝目(8敗)。首位を独走中のソフトバンクからは今季5勝目(14敗)となった。

 隅田は気迫のこもった投球で3回まで得点を許さず。しかし、4回に1死から山川に左翼線を破られる二塁打を打たれると、近藤が遊ゴロの間に山川は三塁に。2死三塁で正木に左中間を破られ同点に追いつかれた。しかし、それ以上の得点を許さず。6回96球を投げ中継ぎ陣にマウンドを託した。

 ようやくソフトバンクから今季初勝利を挙げた隅田は「うれしいですね。これだけ強いチームなんで自信になりますし、もっと嫌だなと思ってもらえるよう頑張りたいです」と笑顔。「いいバッターが多いので一球一球が勝負だって気持ちでした」と気持ちで96球を投げ込んだ。

 チームの連敗も8で止める力投。「苦しいんで。みんな一生懸命やっている結果なんですけど、勝負の世界なんで。勝てて良かったです。(自身の)勝ち星はついてくればいいなと思ってるんですけど、そこに執着せずにしっかり自分の仕事をすることを意識してます」と頼もしい。

 自身の連敗も3で止め、今季7勝目を挙げた左腕は「もう1回。ランナーを背負いながらのピッチングだったので、交代って言われて納得したんですけど。もうちょっとしっかり投げられるように3者凡退の回数を増やしたいです」と前を向いた。

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