西武・渡辺監督代行「やっぱり強い真っすぐを打ちにいかないとどうにもならない」外崎1番の意図明かす

[ 2024年8月14日 22:11 ]

パ・リーグ   西武4―1ソフトバンク ( 2024年8月14日    ベルーナD )

<西・ソ>初回、佐藤龍の右犠飛で生還した外崎を迎える渡辺監督代行(撮影・篠原岳夫)
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 西武が連敗を8で止め、シーズン30勝目を挙げた。先発の隅田知一郎投手(24)が6回96球1失点の力投で7勝目(8敗)。首位を独走中のソフトバンクからは今季5勝目(14敗)となった。

 104試合目で12球団最後となる30勝目に到達。ちなみに今季12球団最速30勝はソフトバンクで、5月28日の交流戦・巨人戦(東京D)に2―0で勝利し到達。ソフトバンクから数えること78日での30勝到達(72敗2分け)となったが、隅田の気合の投球と外崎の2本の二塁打で9試合ぶりの勝利をつかみ取り、8月2勝目を挙げた。

 渡辺久信監督代行(59)は試合後、打の主役・外崎について「初回のねヒットといい、5回のタイムリー、非常にいい仕事をしてくれたなというふうに思います」と笑顔。1番での起用に「状態もいいっていうところもあるし、やっぱり強い真っすぐを打ちにいかないとどうにもならないというか。どうしてもソフトバンク戦のバッターを見てると、やっぱ強い真っすぐを打ちに来てますよね。最後のアブレイユもそうだし。あそこらへんの強い真っすぐを捉えるっていうのがうちにはまだちょっと今できてないところなんで。強い真っすぐを捉えられるのは外崎が今一番ね、捉えられる雰囲気をもってます」と信頼と意図を口にした。

 投の主役となった隅田は「暑い中ね、非常に粘り強く、要所要所できっちり三振を取ったりね。非常に粘り強く、良い投球をしてくれたと思います」と称賛。次戦に向けて「まずはね、しっかり攻撃して点を取る。そしてピッチャーはね、今日の隅田みたくね、粘り強く、辛抱するっていうのが凄く大事だと思います。頑張ります明日も」と言葉に力を込めた。

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