ヤクルト・岩田 前日死球なんの!同点2ラン、サヨナラ口火の二塁打 村上驚き「ベンチ静かになった」

[ 2024年8月14日 22:51 ]

セ・リーグ   ヤクルト7ー6中日 ( 2024年8月14日    神宮 )

<ヤ・中>お立ち台で笑顔を見せる(左から)村上、つば九郎、岩田(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトが中日を延長11回の末、サヨナラで下した。

 6-6で迎えた11回2死満塁。それまでノーヒットに倒れていた村上宗隆がサヨナラ打を放った。

 この日は4-6の8回、2死から山田が四球で出塁。続く岩田が藤嶋の投じた内角寄りのボールを右翼席へ叩き込み、起死回生の同点2ランを放った。

 13日の同カードでは、岩田が左手付近に死球を受け、高津監督がベンチから飛び出して激高。中日の片岡ヘッドコーチと言い合いになり、立浪監督が間に入ってなだめた。両軍メンバーも飛び出し、乱闘寸前に。警告試合となった。

 遺恨が残る中、死球の影響をものともせず、痛快な一発に場内は大歓声。さらに岩田は11回にも先頭打者として打席に立ち、左翼線二塁打。サヨナラのホームを踏むなど3安打2打点の活躍だった。

 21年育成ドラフト1位でヤクルトに入団し、今年3月31日に支配下登録された岩田。お立ち台に上がると、2ランについて「打った瞬間入ると思わなかった。入ってくれて良かった」と振り返り、キャッチしたファンがボールを返してくれたことに「ありがとうございます!返していただいて。飾ります」と感謝した。11回の二塁打は「ファウルでも走ってたと思う。とにかく全力で。アピールポイント?はい!」と初々しくコメントした。

 村上は岩田の同点弾に「誰も打つと思ってなくて…ベンチが静かだった。え?みたいな感じでした」とナインも驚きのアーチだったようだ。

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