ヤクルト・村上 劇的サヨナラ打「本当に最高です」“勝負の9連戦”白星発進

[ 2024年8月7日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―4阪神 ( 2024年8月6日    神宮 )

<ヤ・神>9回、サヨナラ打を放ちナインと抱き合って喜ぶ村上(中央)(撮影・大森 寛明)
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 最後は主砲が決めた。ヤクルトが劇的なサヨナラ勝ちで“勝負の9連戦”は白星発進となった。4―4の9回2死一、二塁、4番・村上が中前サヨナラ打。連敗を2で止めて歓喜の輪の中心でウオーターシャワーを浴び「本当に最高です。チーム一丸で点を取れた」と声を弾ませた。

 この日からの9連戦は全て屋外球場。酷暑の中で心身ともにダメージが大きいだけに「外の球場で精神的にちょっとキツいのかなと思うけど、良いスタートが切れた。勝てればそれでいいので」と振り返った。

 村上だけでなく、2点を追う4回には山田が逆転の左越え9号3ラン。1軍復帰戦だったサンタナが2安打など最下位のままも、明るい材料の多い勝利となり、高津監督も「何とかつないでいける力もついてきたのかな」と目を細めていた。(重光 晋太郎)

 ▼ヤクルト・山田(2点を追う4回に左翼ポール際へ一時逆転の9号3ラン)上がりすぎたかなとは思ったけど、しっかり振れていた。切れるな、とボールを見ていました。

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