巨人・井上温大「反省しています」 勝利投手の権利まであと1死、1点差に迫られ降板

[ 2024年8月3日 20:03 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2024年8月3日    東京D )

<巨・ヤ>5回、オスナに適時打を許した井上(右)は阿部監督から降板を告げられる (撮影・西川祐介)
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 巨人の5年目左腕・井上温大投手(23)が3日のヤクルト戦(東京D)で今季8度目の先発登板。勝利投手の権利を得るまであと1死と迫ってから連続四球を出して失点し、5回途中5安打3失点で今季5勝目(4敗)を逃した。

 チームが5連勝後に4連敗を喫して3位に転落して迎えた試合。この日も岸田とのバッテリーで試合に臨んだ。

 初回、2死から山田を四球で歩かせたあとで村上に20号2ランを浴びて先制を許したが、2回に岸田が4号3ランを放って逆転。3回には捕手登録ながら一塁手としての出場が続く大城卓の適時打で2点リードをもらった。

 だが、3者凡退が一度もなく、苦しい投球が続く井上。4―2のまま迎えた5回には長岡、宮本を2者連続三振に仕留めたあと、山田、村上に2者連続四球を与えて2死一、二塁とピンチを招き、オスナに左前適時打されて1点差に迫られると、ここで降板となった。

 それでも2番手右腕・船迫がなおも続いた2死一、二塁のピンチに中村を3球で一飛に打ち取ってそれ以上の得点は許さなかった。

 投球内容は4回2/3で打者23人に対して97球を投げ、5安打3失点。6三振を奪い、与えた四球は4つ、直球の最速は147キロだった。

 前回登板した7月27日のDeNA戦(横浜)は6回4安打1失点で今季4勝目。失点はフォードに浴びた1号ソロのみという好投だった。

 ▼井上 四球を絡めた失点が良くなかったと思います。もっとゾーン内で勝負していかないといけないなと反省しています。今日のことを次につなげられるようにまたやっていきます。

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