【高校野球】聖和学園・斎藤佑樹「自分の個性を出して」甲子園では“ハンカチ”でなくタオルで勝負

[ 2024年8月2日 12:03 ]

第106回全国高校野球選手権 甲子園練習第1日 ( 2024年8月2日    甲子園 )

甲子園球場
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 第106回全国高等学校野球選手権大会(今月7日開幕)の出場校による甲子園練習が2日から始まった。初出場の聖和学園(宮城)は約20分間、聖地を踏みしめ汗を流した。

 早実(西東京)のエースとして06年夏の甲子園優勝に導いた元日本ハムの斎藤佑樹氏と同姓同名の斎藤は、初めて踏んだ甲子園のグラウンドに「思ったより狭く感じた。入った時は広く感じたんですけど、マウンドから見た外野の景色というのは、普段と変わらないなと」と落ちついて練習に臨めたと語った。

 甲子園で練習したことで「いろんな人たちが自分たちに関わってくれて。応援の言葉だったり、いろんな人たちの温かさに触れて、チーム聖和だけじゃなく自分たちはチーム宮城として戦えていることを実感している」と改めて初出場を喜び、周囲のサポートに感謝した。

 また、斎藤氏のトレードマークでもあった「ハンカチ」については「タオルを持ってきた」と照れ笑い。「同じ名前なんですけど、全然違う選手なので。自分の個性、特徴を出して。“第2世”とか言われてますが、オリジナルというかそういう選手になれればいいと思っています」と本家のハンカチではなく、タオルで活躍を誓った。

 斎藤氏からエールが送られたことも知っており「(斎藤さんは)有名人で、すごい方なので、うれしかった」と対面を熱望していた。

 夏の全国高校野球選手権大会の甲子園練習は新型コロナウイルスの影響で2019年大会を最後に見送られていたが、5大会ぶりに再開した。甲子園練習は今春の選抜大会から再開している。

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