【高校野球】選手15人「尾鷲の進撃」止まる…最速157キロ男に80キロ台で対抗、大健闘に「最高の夏」

[ 2024年7月22日 11:57 ]

第106回全国高校野球三重大会3回戦   尾鷲1―8近大高専 ( 2024年7月22日    津市営球場 )

<尾鷲・近大高専>8失点を許すも力投した尾鷲・川端(撮影・河合 洋介)
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 尾鷲が近大高専に1―8の7回コールドで敗れて3回戦敗退となった。

 選手15人で戦った尾鷲の進撃が止まった。いなべ総合学園との1回戦では、同点の9回に決勝満塁弾を放って昨夏王者から金星を挙げた。

 今回は、相手先発の最速157キロ右腕の吉留勇太(3年)から2回に先制点を挙げるなど苦しめた。

 相手投手の剛球に対して、先発右腕の川端惺七(せな=3年)は80キロ台のスローカーブを駆使して翻弄(ほんろう)。計8失点を許したものの、4回まで1失点にまとめる力投を見せた。

 選手15人中13人が尾鷲中出身。一丸で戦った高校野球を終えた川端は「周りからは負けると言われていた中で先制ができたけど、相手の流れにやられました。いなべ総合学園に勝って最高の夏になりました」と振り返った。

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