阪神・青柳“筒香キラー”先陣!「フレッシュな気持ちで対戦できたら」過去レギュラーシーズンでは苦にせず

[ 2024年5月10日 05:15 ]

練習の合間に笑顔を見せる阪神・青柳(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 10日からのDeNA3連戦の先陣を切る阪神・青柳が、2つの好相性を追い風に2勝目を狙う。

 「お互いもう何年もたっているので、本当にフレッシュな気持ちで対戦できたら」

 1つ目は「対筒香」だ。筒香には19年10月6日のCSファーストSで被弾したが、レギュラーシーズンでは通算21打数4安打、打率・190と苦にしなかった。復帰戦の6日ヤクルト戦で逆転3ランを放つなど一振りで試合の流れ、球場の雰囲気を変える力を持つ難敵であることは重々承知。逆に、黙らせることで相手ベンチの士気低下を図れる。5年ぶりの対戦に「映像だけではわからない。僕自身ベイスターズ戦が初めてなので、しっかり対戦しながら見ていけたら」と話すにとどめたが、自信はある。

 2つ目は「横浜」。舞台は故郷・神奈川の横浜スタジアム。「マウンドはあまり好きじゃない」と話す一方、「球場の相性としてはいいと思うのでチームが勝てるように投げられたら」と意気込む。同球場では通算8勝3敗で、DeNA戦自体も通算19勝7敗、勝率・731と無類の強さを誇る。負ける想像をする方が、難しい。

 「明日(10日)、万全でいくための調整を常に考えていた。体部分は元気なので結果が出ればいい調整になったのかなと思います」

 前回登板の4月26日ヤクルト戦では4回途中7安打5失点(自責2)で2敗目。2軍再調整となったが、心機一転、自らを見直すとともに、ウエスタン・くふうハヤテ戦で3回無安打無失点と結果も残した。中13日の登板間隔をフル活用し、照準を合わせてきた“ハマキラー”が、横浜から再発進する。(杉原 瑠夏)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月10日のニュース