ヤクルト・村上 球団スポンサー社員驚かせたCM撮影でのプロ意識

[ 2024年5月4日 05:23 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―3中日 ( 2024年5月3日    神宮 )

<ヤ・中7>3回、神宮球場通算100号となるソロを放った村上はチームメートに出迎えられる(撮影・尾崎 有希)
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 【Hero's File】ヤクルト・村上のプロ意識は野球のプレーだけではない。

 ヤクルトのトップスポンサーで神宮球場に看板を掲出する不動産大手「オープンハウス」は、3億円の家を贈呈するなど村上との関わりが深い。23年からパートナーアスリート契約を結び、今年からテレビやウェブ媒体で流れるCMに起用されている。

 撮影は1月下旬に都内で行われた。約8時間の撮影で見せたストイックさとサービス精神は、同社の社員を驚かせたという。CMは村上がスイングしてボールを打つというシンプルなもの。あえて本人のせりふをなくすことで希代のスラッガーの孤高さやストイックさを際立たせている。

 撮影に立ち会った担当者は「こちらから要望するだけでなく動画や静止画の撮影状況に合わせて“もっと早く振りますか?”とか、村上選手からも提案をしていただけた。真摯(しんし)さやプロ意識の高さが伝わってきました」と感激。「日本の4番」は、グラウンド外でも期待に応える本物のプロフェッショナルだ。 (ヤクルト担当・重光 晋太郎)

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