4連敗中の中日 先発・小笠原が4回に不運の2失点目 強風舞う「ひたちなか」で遊撃・山本がポロリ…

[ 2024年4月23日 19:19 ]

セ・リーグ   中日―巨人 ( 2024年4月23日    ひたちなか )

<巨・中>風にあおられ…。4回、坂本の飛球を落球する山本(撮影・西川祐介)
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 中日の小笠原慎之介投手が23日、巨人戦(ひたちなか)に今季4度目の先発登板。初回に坂本に先制打を打たれた。4回には山本の落球がきっかけで2点目を失った。

 20試合を終え、チームは4連敗で10勝8敗2分けの2位。連敗ストッパーとして期待を背負いマウンドに上がった小笠原。巨人戦は今季初登板の2日以来、今季2度目の登板となったが、初回につかまった。

 先頭の門脇は中飛に打ち取ったが、続く2番・オコエにチェンジアップをうまく拾われ二塁打を許した。そして3番・坂本には3球目の高めに入ったスライダーを左翼に運ばれ、二走・オコエが一気に生還。わずか8球で1点を失った。

 しかし、最少失点で切り抜けた左腕は、2回を3者凡退、3回は2死から門脇に二塁打を許したものの、得点は許さず。3回を投げ終え46球3安打1失点。打線は相手先発右腕・山崎伊織に3回までパーフェクトピッチングを許していたが、4回先頭の1番・三好が右中間へ、チーム初安打となる二塁打を放った。田中が犠打を決め1死三塁のチャンスをつくったが、カリステ、中田が遊ゴロに倒れ同点に追いつくことはできなかった。

 0―1のまま迎えた4回。小笠原は先頭の坂本を投ゴロに打ち取った後、4番・岡本和も143キロの高め直球で遊飛に仕留めたと思われたが、遊撃手・山本が高々と上がった打球を左翼方向に追いながらまさかの落球。左翼方向から右翼方向に吹いた強い風の影響もあり1死二塁のピンチとなった。丸を遊ゴロに打ち取った後、萩尾に左前打を許し、二走・岡本和の生還を許し2失点目(自責1)を許した。

 前回2日の巨人戦登板では7回113球を投げ8安打4奪三振3失点で勝敗付かずも、力投が実り細川が延長11回に劇的なサヨナラ弾を放った。

 中日は22日の阪神戦に敗れ13日ぶりに首位陥落。4連敗中は得点7に対して失点は「36」で、打線も元気がなかった。

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