ブルージェイズ・菊池雄星は6回2失点 2勝目の権利を手に交代 打球直撃のアクシデント乗り越え好投

[ 2024年4月23日 10:16 ]

ア・リーグ   ブルージェイズ-ロイヤルズ ( 2024年4月22日    カンザスシティ )

ロイヤルズ戦に先発した菊池(AP)
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 ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が22日(日本時間23日)、敵地でのロイヤルズ戦に先発。6回2失点と好投し2勝目の権利を手にマウンドを降りた。

 3回までわずか1安打と快投を続ける左腕にアクシデントが訪れたのは4回だった。先頭・ウィットの打球が右足付近に直撃。三塁手・カイナーファレファが打球を素早く処理しアウトにしたもののトレーナー陣らがマウンドに集まり、菊池の状態を確認。数球、投球練習をした後、マウンドに立ち続け次打者・パスクアンティノを見逃し三振に仕留めると、ペレスも右飛に打ち取り4回まで0を並べ続けた。

 ただ、5点リードの6回1死からブランコにこの試合初の長打となる中越え二塁打を浴びると、続くガルシアに左翼席へ2ランを被弾。さらに2死から連打を浴び二、三塁のピンチを背負ったがベラスケスを遊ゴロに打ち取り、2ランによる2失点にとどめた。7回は2番手・スワンソンがマウンドに上がり、菊池は6回2失点で仕事を終えた。

 打線も3回1死満塁でビシェットが走者一掃となる適時三塁打を放ち3点を先制。6回にはバーショに6号2ランが飛び出し、先発左腕を強力援護した。

 菊池は前回16日(同17日)のヤンキース戦で6回1失点、9奪三振と好投し、今季初勝利を挙げた。ここまで4試合、計21回2/3を投げ防御率2・08となっている。

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