外国人選手活躍の法則、楽天・ポンセの場合は…靴で表現した“ドラゴンボール愛”

[ 2024年4月10日 08:00 ]

楽天・ポンセが着用する「ドラゴンボール」をイメージしたシューズ
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 外国人選手のNPBでの活躍は“日本文化を受け入れることができるか”が密接に関係している。元巨人で今年もカージナルスで開幕投手を務めたはマイコラスは、日本滞在中に買いたい物を「日本刀」と言っていた。どうすれば購入できるか、本気で聞かれたこともある。広島で愛されたエルドレッドは、自転車通勤がたびたび目撃された。

 9日のオリックス戦に先発した楽天・ポンセは練習用で、人気漫画「ドラゴンボール」をオマージュした靴を着用している。右足に「悟」、左足に「亀」の文字。白とオレンジをベースに、黄色い靴ひもが映えるシューズだ。側面に黄色い雲「筋斗雲(きんとうん)」のマークも付いている。

 米カリフォルニア出身の右腕は「子供の頃はチラッと見てた程度だったけど。本格的にどっぷり見るようになったのは日本に来てから。2年前くらいから」と同作のファンであることを明かした。

 この面白いシューズをつくったのは、このオフの期間だったが、作者の漫画家・鳥山明さんが3月1日、急性硬膜下血腫により永眠。ポンセは「作者が亡くなった。(シューズを)つくった時よりも、思い入れが強くなって使っています」と神妙な表情で語っていた。

 右腕は日本ハムから今季、楽天に移籍した。今季も各球団に新外国人選手が加入し、活躍している。シーズン終了時、どんな成績を残しているか。(記者コラム・神田 佑)

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