ドジャースがブレーブスを抜き首位、ヤンキースも急上昇 大リーグ公式サイトが最新パワーランキング発表

[ 2024年4月9日 08:09 ]

ドジャースの主力(左から)ベッツ、フリーマン、大谷
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 大リーグ公式サイトが最新のパワーランキングを発表。ドジャースが開幕前の2位から首位に躍り出た。理由は強力打線。1番を打つムーキー・ベッツは5本塁打、OPS(出塁率+長打率)1・359、四球12個などで、ナ・リーグトップに立っている。大谷翔平のOPSは・944で、これは昨年の球界のトップ25に入る数字だが、現在の彼のチーム内では3位にしかならない。4番を打つウィル・スミスもOPS・956と絶好調だからだ。チーム本塁打15本はア・リーグ含め全体1位だ。

 首位から2位に落ちたのがブレーブス。理由はローテーションで懸念事項が続いたから。5日、右のエース、スペンサー・ストライダーが右ひじ靭帯を痛め戦線離脱、6日左のエース、マックス・フリードも初回に6失点を喫する乱調。長期的に見て厳しい事態だ。それでも前年度のナ・リーグ王者ダイヤモンドバックスを週末にスィープするなど、強さも見せつけた。マット・オルソン、マイケル・ハリス、マルセル・オズナの3人がOPSで1・000を超えている。チームOPSも・886で全体1位だ。

 3位は7位から急上昇のヤンキース。ゲリット・コールがケガをしたことで、多くの人が今季も厳しいのではないかと考えたが、そうではなかった。

 シーズン開幕直後の4試合では、アストロズを敵地ヒューストンでスウィープ。さらに23年にポストシーズンに出たダイヤモンドバックス、ブルージェイズ相手にも勝ち越し。8勝2敗はリーグトップだ。お荷物かと見られていたジアンカルロ・スタントンがチームトップの3本塁打を放っている。

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