巨人・阿部監督が25歳投手に謝罪「本当に申し訳ないなと。今後はないようにしないといけない」

[ 2024年4月9日 22:50 ]

セ・リーグ   巨人3―1ヤクルト ( 2024年4月9日    鹿児島 )

<ヤ・巨>6回、山崎伊(右)に交代を告げる阿部監督(撮影・尾崎 有希)
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 巨人は主砲・岡本和真内野手(27)が8戦ぶり2号ソロを含む2安打を放ってチームの全3打点を挙げ、ヤクルト戦(鹿児島)に逆転勝ち。山崎伊織投手(25)は6回途中6安打5四死球と苦しみながらも1失点と粘って待望の今季初勝利を挙げた。

 2―1で迎えた6回、山崎伊が2死満塁のピンチを招いたところで降板。ここで2番手として登板したのはこの日今季初昇格したばかりの左腕・高梨だった。だが、ベンチの期待に応えて登板からわずか2球で見事な火消し。チームと山崎伊を救った。

 阿部慎之助監督(45)は2死満塁で降板した山崎伊について「凄い粘って粘って粘って粘って、ずっと粘ってた。球数が増えちゃったけど、あそこまでよく投げてくれた」としたうえで「こっちの伝達ミスもあって、それは本当に申し訳ないなと。今後はないようにしないといけないし。ちゃんとこちらが明確にして、気持ちよく投げてもらいたい。そこは本当、申し訳ない」と謝罪。

 ピンチを救った高梨については「満塁で、ああいう厳しい場面でね。呼んで良かったなと思いましたよ」と感謝した。

 伝達ミスについては「青木を歩かせて塩見で勝負だぞと、逆転の走者になっちゃうんだけど、あそこはこっちが腹くくって言おうとしたんだけど、そこの伝達ミス」と説明している。

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