【審査室会議】継続審議だった盛岡誠桜 校長兼部長が憲章違反行為で謹慎処分

[ 2024年4月9日 16:16 ]

 日本学生野球協会は9日、審査室会議を開き、盛岡誠桜(岩手)の校長兼部長を憲章違反行為(調査報告を求めているにも関わらず、ルールに従わない)として4月10日から5月24日まで謹慎処分とした。また、継続して5月10日までに調査報告を求めている。

 日本高野連に同校3年生部員の飲酒、指導者の一般生徒や野球部員への暴言とハラスメント行為に関する情報提供が届き、同校に調査と報告を求めていた。これまでに2度の厳重注意措置と2月26日までの調査・報告を課したものの適切な回答を得られなかったため、審査室への上申を決断していた。

 同校は2月19日に「教育現場を顧みない高野連の傲慢な姿勢であり、一方的な解釈」などと主張した報告書を同連盟に送付していた。しかし、高野連審議委員長の尾上良宏理事は「題は報告書とあるが、不祥事件の報告書といわれる様式、内容とはかけ離れているもので当連盟としては報告書ではないと認識している」と2月26日までの提出を求めていた報告書とは認めなかった。

 3月5日に行われた前回の審査室会議では膨大な資料を読み込む必要があるため継続審議とされていた。日本高野連、岩手県高野連、同校から提出された資料は計50ページにもおよび、引き続き調査が必要だと判断していた。

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