ジャイアンツ移籍のイ・ジョンフ「野球を始めて最初に見た選手。大好き」イチロー氏への思いを語る

[ 2024年1月9日 08:37 ]

ジャイアンツの入団会見を行ったイ・ジョンフ(AP)
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 韓国プロ野球・キウムからポスティングシステムでジャイアンツに移籍した李政厚(イ・ジョンフ)外野手(25)が、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(50)への思いを語った。8日(日本時間9日)、ジャイアンツの球団公式X(旧ツイッター)が動画で紹介した。

 動画の中でイ・ジョンフは「左打席に立たないと、父に野球をさせてもらえなかったんだ。だから私は左打ちになった」と左打ちになった経緯を説明した。

 そして「イチロー氏は僕が左打ちに転向して初めてビデオで見た選手だった。子供の頃、野球を始めた時、最初に見た選手は鈴木イチローだった。彼は私の大好きな選手だ」とイチロー氏への思いを口にした。

 続けて「彼のおかげで彼のユニフォームの背番号が大好きだった。同じ背番号でプレーするようになった」と語り、ジャイアンツでもキウム時代と同じ背番号51でプレーする理由を語った。

 イ・ジョンフは21、22年にKBOリーグで2年連続首位打者に輝き、22年はMVPも獲得するなど、「韓国のイチロー」と称される好打者。父も「韓国のイチロー」と評された元中日の李鍾範(イ・ジョンボム)さんで、父が中日でプレーしていた影響で自身は名古屋市で生まれた。ジャイアンツとは6年総額1億1300万ドル(約188億5000万円)で契約を結んだ。

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