ヤクルト・石川 遅球勝負だ!来年44歳「もっと遅い球を投げたろうと」

[ 2023年12月18日 05:00 ]

トークショーを行ったヤクルト・石川は自ら投球フォームを解説
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 1メートル67、73キロの「小さな大投手」、ヤクルト・石川が都内で「Alpen TOKYO×MIZUNO BASEBALL」トークショーを開催。来年44歳となる現役最年長左腕は「速い球の全盛期だったら、真逆をいってやろうと。もっと遅い球を投げたろうと」と遅球勝負を誓った。

 最速160キロを超える投手が現れてきた野球界で、石川は今季の直球平均球速が131キロ。来季プロ23年目の左腕は時代に逆行し、遅い球を有効活用する。改良中なのはカーブで「もっとゆる~く投げたい」と日本ハムにFA移籍した山崎福のスローカーブをイメージ。平均球速は石川の113キロに対し、山崎福は92キロで「どんどん緩い球を投げて、真っすぐを速く見せられるようにしたい」と速さが全てではないことを証明する。(青森 正宣)

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