元インディアンズ、レンジャーズの秋信守が来季限りで引退 アジア選手最多のメジャー218本塁打

[ 2023年12月18日 12:44 ]

レンジャーズ時代の秋信守(AP)
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 韓国プロ野球・SSGに所属する秋信守(チュ・シンス)外野手(41)が、来年の24年シーズンを最後に現役を引退することが分かった。韓国メディアなどが報じた。

 秋信守は「野球人生にピリオドを打つ時が来たと判断した。24年が最後のシーズン。本拠地でも遠征先でも野球ファンに感謝の気持ちを表して、1年間ずっと心に残る思い出を作りたい」とコメントした。

 左のスラッガーは00年にマリナーズと契約。06年7月にトレードで移籍したインディアンズ(現ガーディアンズ)で主力として活躍した。

 09年には打率・300、20本塁打、86打点、21盗塁。「シーズン20本塁打&20盗塁」はアジア出身選手ではメジャー初の記録となった。

 同年のWBCにも韓国代表で出場。決勝で侍ジャパンと戦っている。

 レッズを経て、レンジャーズ時代の15年に韓国出身選手初のサイクル安打を達成。18年には球団新記録の52試合連続出塁を記録し、同年のオールスターに初出場して安打も放った。

 メジャー通算成績は1652試合で打率・275、218本塁打、782打点、157盗塁。218本塁打はアジア出身選手で最多となっている。

 21年からSSGでプレーしている。

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