DeNA・萩原チーム統括本部長が現状分析「優勝は今の延長線上にはない」と決意!

[ 2023年11月11日 16:36 ]

記者会見するDeNAの萩原龍大チーム統括本部長
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 DeNAの萩原龍大チーム統括本部長が11日、来季に向けた現状分析、コーチ人事について説明した。

 まずは25年間リーグ優勝、日本一から遠ざかっている現状と、DeNA創設12年目を終えたことを振り返り「23年の(シーズン前の)全体ミーティングで、我々全員で優勝すると決めてみようと。そこで何が起こるかを1年間確かめた結果、(DeNA創設以降の)12シーズンで良いチームになってはきたが、優勝するならこのままの延長線上に(優勝は)ないなと判断している」と語気を強めた。

 その上で、三浦大輔監督就任4年目を迎える来季コーチ陣の役職を、攻撃面、守備面で細分化させた理由も明かした。「オフェンスとディフェンスでしっかりと責任をわけようと。それぞれの分野で、一定の基準にたる野球をしようと。ディフェンスは投手以外に野手も基準をもって取り組む。責任も曖昧にならないようにそれぞれにチーフもつけている。最後の責任、合議したさいの最終判断を受けて、それを監督がとりまとめて意思決定する。そう役割を明確にした」と説明した。

 1軍オフェンスチーフコーチには、靍岡賢二郎前1軍ゲームアナリストが就任した。同コーチの役割につていは、「これまではコーチの役割は、コンディショニング、パフォーマンス向上、試合に勝つ戦略、データ分析とごちゃ混ぜになっていた。その部分をそれぞれわけ、靍岡コーチには、それらに責任を持ってもらう」と明かした。

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